続いて,今コピーした yaboot.conf ファイルを編集します.
この yaboot.conf ファイルの改行コードは LF (UNIX 形式) です. BBEdit Lite などの,改行コードを指定できるフリーのテキストエディタを 使って編集して下さい.
まず,先頭の3行は次の様になります.
yaboot 起動時に表示されるメッセージを指定します.
改行を表すには \n を使います.
何も入力されなかった時に,次の default が実行されるまでの 待ち時間を1/10秒単位で指定します.つまり 50 と指定すれば 待ち時間が 5秒になるということです.
単純にリターンを押した場合に選択される設定のラベル名を指定します. 以下の label を使って与えられる設定名です.
1行あけて,以下に各設定を書いてゆきます. 各設定の間は1行空けて下さい.
読み込むカーネルファイルの名前とそのパーティション名を指定します.
書式は [デバイスへのパス名]:[パーティション番号],[カーネル名]
となります.読み込むカーネルファイルをシステムフォルダ内においている
場合には [カーネル] の先頭に \\\\ をつけます.
逆に,ハードディスクのトップディレクトリに置いてある場合はつける
必要はありません.
例えば 先の例 の場合,
image = hd:8,\\\\Vine_Default
となります.
更に linux 用 ext2 パーティション上のファイルを
直接指定することができます.
例えば /dev/hda10 が / だとして,
次の様な指定が可能です.
image = hd:10,/boot/vmlinux-2.2.14-19vl3
この設定に対応するラベル名を指定します.
Linux の root パーティションを指定します. 先の例 の場合は
root = /dev/hda10
となります.
BootX の More kernel arguments に記述するのと同様に,カーネルに渡す引数を指定します.
引数の最初にはスペースを入れる様にして下さい. そうでないと,カーネルにうまく引数が渡らない場合があります.
BootX の No video driver のチェックを与えるのと同様の効果を得たい場合,この行を追加します.
注意する必要があるのは,BootX の場合は
パネルが表示されている状態の解像度/色数 (つまり MacOS の設定)
を Linux に引き継ぐのに対し,yaboot 上で
novideo を与えた場合は Open Firmware の解像度/色数を
引き継ぐということです.一般的に Open Firmware の色数は
8bpp ですので,コンソールの解像度/色数をもっと高精度のものに
したい場合は,上の append = "..." で指定する必要があります.
特に append と novideo に関しては
機種によって設定をシビアに行う必要がありますので
「各機種ごとの注意点」
の該当マシンの解説を熟読されることをお勧めします.
最後に,当方の環境 (PowerMac G4 350MHz AGP Graphics) で使っている サンプルを載せておきます.それぞれ
Vine_Default を
No video driver で起動
Vine_Default を
1280x1024 24bpp で起動
vmlinux.2.2.15pre14-ben1 を
No video driver,ランレベル 3 (つまり X なし) で起動
という意味になります.
init-message = "\nWelcome to Vine Linux!\n\nHit <TAB> for boot options.\n\n" |
timeout=300 |
default=linux-fb |
|
image = hd:8,\\\\Vine_Default |
label = linux |
root = /dev/hda10 |
novideo |
|
image = hd:8,\\\\Vine_Default |
label = linux-fb |
root = /dev/hda10 |
append = " video=aty128fb:vmode:20,cmode:24" |
|
image = hd:8,\\\\vmlinux.2.2.15pre14-ben1 |
label = linux-nox |
root = /dev/hda10 |
append = " 3" |
novideo |