ようこそ、ROX Desktop の世界へ!
rox は、高速、パワフルかつ使い易い GUI ファイルマネージャで有ると同時に、軽快なデスクトップ支援機能を持っています。rox を使い込まれているユーザなら既にご存知の、ピンボードとパネルが それを担当しています。
rox 単体でも、任意のウィンドウマネージャと組み合わせたり、ユーザの工夫により、お好みのデスクトップを構築する事は充分可能ですが、ここでは rox のデスクトップ機能を強力に支援するアイテム集、rox-wrappers-plus と rox-desktop-plus、及び rox-appdirgen を紹介させていただきます。
ロケーション:
/usr/share/rox-filer/AppsConf
AppsConf は、rox-wrappers-plus に含まれます。ユーザの ~/Apps 以下に、あなたの環境下で実行可能な AppDir を展開、(再)構成する為のツールです。
AppsConf も「rox 上で実行可能なディレクトリ形式」、AppDir (Application Directory) になっています。
クリックして実行すると、/usr/share/rox-filer/AppsConf/.archives 内のアーカイブファイルを
~/Apps 以下に展開/コピーし、カテゴリ別けして展開します。
ユーザ独自の AppDir を ~/Apps 以下に置く場合は ~/Apps/my_apps以下に作って下さい。
ロケーション:
/usr/share/rox-filer/ROX-AppDirGen
rox 環境下で「実行可能なディレクトリ」を AppDir(Application Directory) といいます。
AppDir は通常のディレクトリとなんら変わりはありませんが、rox
のファイラー画面、パネル、デスクトップのアイテム(アイコン)としてクリックされると(または
rox コマンドの引数として呼び出されると)、ディレクトリ内の AppRun
スクリプトを実行する実行可能アイテム = アプリケーションとして働きます。
AppDir をディレクトリとして普通に内容を表示したい時は、Shift
+クリック、または右クリックメニュー「内容を見る」で開きます。
AppDir は、
等をひとセットに「ディレクトリ」で包みこんだものです。
最低限の要素として、"AppRun" スクリプトを含むディレクトリは AppDir として認識されます。 これに、メニューから「アイコンを設定」すれば、".DirIcon" がセットされます。
アプリケーション起動用の AppDir の構造は極めてシンプルです。~/Apps 以下の AppDir を参照してください。 この AppDir の説明文を utf-8 の xml 形式で書いた "Appinfo.xml" を納めれば、バルーンヘルプやメニューの「プロパティ」で AppDir の説明を表示できるようになります。
ROX-Filer 本体および、ROX DeskTop
アプリケーションは、初回クリック時にソースコードのコンパイルを行い、次回からはアプリケーションとして実行されるスクリプトを含む高度な構造の AppDir です。
AppDir を構成するすべての要素が揃った見本として ROX-Filer (/usr/share/rox-filer/ROX-Filer)
を参照してください。
/usr/bin/rox は /usr/share/rox-filer/ROX-Filer/AppRun を呼び出すだけの単純なシェルスクリプトです。
ロケーション:
~/Apps/my_apps
~/Apps 内のディレクトリ、AppDir は AppsConf を実行するたびにリセット(いったん削除され、再生成)されます。
my_apps は唯一リセットの対象外のディレクトリです。
ユーザ独自の自作 AppDir やその他の実行ファイルなどを ~/Apps 内にまとめたい場合は(削除されないように)ここに置いてください。
ここに置かれたファイルは Menu、XDG-Menu から実行したり、対応づけられたアプリケーションで開くことができます。
ここでは AppDir の内、rpx-wrappers-plus/rox-appdirgenパッケージなどで提供される既存アプリケーション起動用ランチャではなく、rox 用に開発された、或いはアレンジされたアプリケーションを、"ROX Apps" と呼びます。
ROX Apps は rox-desktop-plusパッケージにより提供されます。これらは /usr/share/rox-filer/AppsConf の実行により、カテゴリ分けせず、~/Apps 直下に展開されます。
現在 rox-desktop-plus には、以下の ROX Apps が含まれています。"*" のついた AppDir は、パネルにドラッグ
& ドロップして利用するパネルアプレットです。
アプレットをドラッグ&ドロップで配置した rox パネル(部分図)
左よりMenu、Pager、Tasklist、Load、Postal、SimpleClock、DevTray 各パネルアプレット
コマンドライン上で rox コマンドに、通常ディレクトリ、AppDir、実行可能ファイル、通常ファイルを引数として与えると、(ファイラー画面でクリックした時と同様に)次のような作動をします。
例えば、テキストファイルの対応アプリが emacs に設定されているとき、
$ rox aaa.txt
コマンドは rox を経由して設定されている emacs でファイルを開きます。
rox で対応アプリを他のエディタ、例えば gedit に変更すれば、同じコマンドラインで、gedit でそのファイルを開くようになります。
この rox コマンドを利用したアプリケーションの関連付け機能は、rox がインストールされている環境であれば、他のファイルマネージャを常用していても利用できます。
rox-wrappers-plus、rox-desktop-plus に含まれる多くの AppDir は、
から頂いて来たものです。運用/配布時はそれぞれのライセンスに従って下さい。
その他の、Vine Linux 向け AppDir の製作、及び、AppsConf、README、rox-appdirgen は、加藤/田中により共同開発されたものです(これらは GPL の元に自由に再配布可能です)