第12章 プロフィールの活用

各物理ハードウェアデバイスに対して複数の論理ネットワークデバイスを作成することができます。例えば、お使いのシステムに一つのイーサネットカードがある場合(eth0)、異なるニックネームと異なる設定オプションで論理ネットワークデバイスを作成して、全てをeth0に関連付けることができます。

論理ネットワークデバイスは、デバイスエイリアスとは異なります。同じ物理デバイスに関連付けられた論理デバイスは、異なるプロフィールに存在しなければならなく、同時に動作させることはできますせん。デバイスエイリアスも同じ物理ハードウェアデバイスに関連付けられますが、同時に動作させることが可能です。デバイスエイリアスの作成方法についての詳細は、第13章を参照してください。

異なったネットワーク向けの複数の設定を作成するためにプロフィールを使用できます。設定には、ホストやDNS設定と同様、論理デバイスを含めることができます。プロフィールを設定後、ネットワーク管理ツールを使って自在にプロフィールを切り替えることができます。

デフォルトでは、共通というプロフィールがあります。新しいプロフィールを作成するには、メニューからプロフィール => 新規を選択し、他のプロフィール名と重複しないプロフィール名を入力します。

あなたは、メインウィンドウ最下部のステータスバーに示されているように新しいプロフィールを変更しています。

一覧にある既存のデバイスをクリックし、既存のデバイスを論理ネットワークデバイスにコピーするためコピーボタンをクリックしてください。新規ボタンを通過とネットワークエイリアスが作成されます。これは誤りです。論理デバイスのプロパティを変更するために一覧から選択して編集をクリックしてください。例えば、ニックネームをeth0_officeといったより具体的な名前に変更することができます。そうすれば、より用意に認識できるようになるでしょう。

デバイスの一覧には、プロフィールと名付けられたチェックボックスの列があります。各々のプロフィールでデバイスにチェックしたりはずしたりできます。現在選択中のプロフィールには、単一のチェックされたデバイスのみを含めます。例えば、Officeというプロフィールにeth0_officeと名付けた論理デバイスを作成し、プロフィール選択の際に動作させたい場合は、eth0デバイスのチェックをはずし、eth0_officeデバイスにチェックします。

例として、図 12-1は、論理デバイスeth0_officeとともにOfficeというプロフィールを示しています。それは、最初のイーサネットカードをDHCPを使って起動する様に設定されています。

図 12-1. Office プロフィール

図 12-2に示すHomeプロフィールがeth0に関連付けられた論理デバイスeth0_homeを起動することに注意してください。

図 12-2. Home プロフィール

あなたは、eth0Officeプロフィールのみで有効にしたり、ppp(モデム)デバイスをHomeプロフィールのみで有効にすることができます。他の例は、eth0を有効にする共通プロフィールと旅行中に使用するためにpppデバイスを有効にするAwayプロフィールを持つことです。

プロフィールは起動時に有効にすることはできますせん。起動時に有効にされる共通プロフィール(デフォルトのプロフィール)で起動されるデバイスのみが、起動時に有効にされます。システムを起動後、パネル上のアプリケーション => インターネット => ネットワークデバイスの制御を選択(あるいは、system-control-networkコマンドを実行)することによりプロフィールを選択し有効にすることができます。使用中のプロフィールという欄は、共通以外のプロフィールが存在する場合にネットワークデバイスの制御のインターフェースに表示されます。

あるいは、以下のコマンドを実行してプロフィールを有効にしてください。(<profilename>は、有効にしたいプロフィール名に置き換えてください):

system-config-network-cmd --profile <profilename> --activate