FVWM

FVWMは X window system の、高度に ICCCM に準拠した、マルチ仮想デスクト
ップ・ウィンドウマネージャです。

(*以下 FVWM 公式サイト原文)
FVWM is an extremely powerful ICCCM-compliant multiple virtual desktop
window manager for the X  Window system.

* FVWM の名称
FVWM は FVWM 又は FVWM2 とよばれ、コマンド名も fvwm、fvwm2 共に利用可
能です (Vine Linux でのパッケージ名は fvwm2 です)。
* ここでは、以下 FVWM、fvwm(コマンドとしての場合) に統一してのべます。

                                                   最終更新 2010/08/30

index
    FVWM の特徴
        マルチデスクトッ プ
        仮想デスク トップ
    設 定ファイル
        Fvwm 全般設定ファイル
        自動起動設定ファイル
        Fvwm モジュール設定ファイル
        Fvwm 壁紙設定関連ファイル
   
キー/マウス・バインド設定
        追加 キー/マウス・バインド設定値
    マウス・ストローク設定 新規
    スタイルの変更
    ファイルマネージャの設定
        各ファイルマネージャの特色

    バグ報告など

FVWM の特徴

マルチデスクトップ:

* FVWM で言う 'マルチ(multiple)' デスクトップとは、複数のデスクトップ
が設定可能である事を指します。(ここでの 'デスクトップ' とは、他のウ
ィンドウマネージャでいわれる 'ワークスペース' と、ほぼ同じものです)


FVWM は複数のデスクトップを管理する事ができます。
デスクトップ間の移動するは、画面下端右から二つ目のアイテム (Desktop 0
と書かれたアイコン) のタイトルを、マウス第二ボタン(中央ボタン、マウス
ホイール)でクリック(以下、中クリックと表記)し、ページャーを開いて下さ
い。

開かれたぺージャー上で、任意の箇所を左クリックすると、デスクトップ間、
又は次に述べる '仮想デスクトップ' 内を、一(いち)実画面単位で移動する事
が出来ます。

ページャー自体の移動は、ページャー内の任意場所を Alt キーを押しながら
左ドラッグします。
ページャーのリサイズは、枠のコーナー部分を左ドラッグします。

ページャーを閉じるには、ページャーの外枠部分を Alt キーを押しながら中
クリックします。又は、ページャー内の任意場所を Alt キーを押しながら中
クリックして表示されるメニューから、アイコン化を選んで下さい。

* ページャーの設定は、$HOME/.fvwm/ConfigFvwmPager の編集で行います。
例えば、デフォルトの表示サイズを横幅 300 x 高さ 150 (ピクセル)、表示
位置
を画面左 下 から、横 10/縦 100 (ピクセル)の位置にしたい時は、
    *FvwmPager: Geometry 300x150+10+100
とします。(詳細は man FvwmPager をご覧ください)

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仮想デスクトップ

  FVWM でいう '仮想' デスクトップとは、実際に表示可能な画面サイズより大き
いサイズの仮想画面が、利用可能な事を指します。

  FVWM では、実画面に対して縦横任意倍数の仮想画面が、設定可能です。
例えば実画面サイズが xga = 1024x768 ピクセルの場合、仮想画面サイズを 2x2
に設定すれば、2048x1536 の仮想画面内をスクロール表示する事が出来ます。
この機能は、比較的小さな実画面サイズのディスプレイ使用時や、特に大きな画
面サイズが求められるアプリケーションなどで、より威力を発揮するでしょう。

  * 仮想デスクトップの設定は、$HOME/.fvwm/.fvwm2rc の 'DeskTopSize' のパ
メータとし て指定します。例えば仮想画面 サイズを、実画面に対して横三倍、
二倍にした い時は、
    DeskTopSize 3x2
とします。(Vine Linux でのデフォルトの設定は 2x2 です)

  仮想デスクトップ内を移動するには、一つはル チデスクトップの項で述べた、
ページャーを利用する方法が有ります。

左クリックでの移動方法は、マルチデスクトップの場合と同じですが、ページャ
ー内の任意箇所を右クリックすると、マウスポインタを中心とした仮想画面部分
に移動出来、右ボタンを押しながらドラッグ(以下、右ドラッグと表記)すると、
仮想画面内を自由にスクロール移動出来ます。
ページャー内で、任意のウィンドウを中クリックすると、そのウィンドウがアク
ティブになり、そのままドラッグすると、ウィンドウを、仮想デスクトップ内や
マルチデスクトップ間を、自由に移動出来ます。

  仮想画面間の移動は、ページャーなしでも可能です。以下は、キーボードとマ
スでの移動方法です。

Shift + Control を押しながら、上下左右カーソルキーを押すと、仮想画面内を
実画面サイズの 25% 単位で移動し、Shift + Control + Alt を押しながら各カー
ソルキーを押すと、100% 単位で移動します。

Alt を押しながらマウスホイールを前/後転すると、仮想画面内を上下に移動し
、Control + Alt を押しながらマウスホイールを前/後転すると、仮想画面内を
左右に移動します。
又、Control + Alt を押しながら左ドラッグすると、仮想画面内を自由に移動出
来ます。

* これらのキー/マウスボタン・バインディングは、変更可能です。
$HOME/.fvwm/.fvwm2rc の  '# キーバインド' や '# マウス・バインド' の項を
、同箇所の注釈や、FVWM の manpage(man fvwm) を参考に、編集して下さい。

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設定ファイル

FVWM - Vine Linux 設定ファイル (@ 2009/08)

Fvwm 全般設定ファイル

$HOME/.fvwm/.fvwm2rc
    Vine Linux の現在の標準スタイル
        /usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/.fvwm2rc
    からのコピーです。

    * このファイルは、'ルートメニュー→ スタイル変更' を実行した 時、
   
、 他の設定ファイルから上書きコピーされま す。
    カスタマイズ用には使わないで下さい。

$HOME/.fvwm/.fvwm2rc.my
    ユー ザーカスタマイズ専用の設定ファイルです。

    * カスタマイズ前は .fvwm2rc と全く同じです。
    カスタマイズ(編集)後 'ルートメニュー → スタイル変更 → My Style' で、
    このファイルでの設定が有効になります。
        * 実際には $HOME/.fvwm/.fvwm2rc に上書きコピーします。

    各項目をエディタで自由に編集して下さい。
    アプリの追加/削除:
        ・xterm を起動するメニュー項目の場合。
        ↓必須 ↓ 項目名(&の次の1文字はホットキー ↓必須 ↓実行コマンド
        +      "&1. XTerm"                         Exec   exec xterm
        ・設定ファイル編集の場合。'emacs' の箇所を、お好みのエディタ名に。
        +   "&6. 設定ファイル編集"  Exec exec emacs $HOME/.fvwm/.fvwm2rc.my

        * jed などのコンソール版エディタを指定する場合は、Exec 以下を

            Exec exec xterm -e jed $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
         のように書いて下さい。

        ・項目 'ROX-Filer' を削除する場合は、
            +      "&5. ROX-Filer"         Exec exec rox
        上の記述の部分を、.fvwm2rc.my から削除します。

    キー/マウス・バインドの変更:
        '# キーバインド'、'# マウス・バインド' の項を編集して下さい。
        各項目の先頭部分に、簡単な書式説明が書いて有ります。より詳しくは、
        man fvwm をご覧ください。

    その他の項目:
        FVWM の従来の設定とは、書式が変更になっている部分も有ります。
    設定が、意図通りに反映されない時は、man fvwm を精読して下さい。

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自動起動設定ファイル

$HOME/.fvwm/autostart

    * fvwm 起動スクリプト (/usr/bin/start_fvwm2) に、ソースとして組み
    込まれ、fvwm ログイン時に実行されます。

    このファイル書かれたコマンドは、fvwm セッションへのログイン時に実
    行されます。(各コマンドの行末は必ず & で終わらせて下さい)
    '#' で始まる行は、シェルスクリプト同様にコメントです。
    全て '#' でコメントアウトすると、何も起動しないで、直接 fvwm セッ
    ションにログインします。

    * 有り得ないコマンドを呼び出したり、行末の '&' を書き忘れたりする
    と、即ログアウトしてしまう事が有ります。
     このような時は、別のセッションでログイン、又は仮想コンソールからロ
    グインして、~/.fvwm/autostart を修正して下さい。
     修正の仕方が良く解らない場合は、全行の行頭に '#' を書き加えるか、
    /usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/autostart を ~/.fvwm 以下に上書き
    コピーし、初期状態に戻して下さいて下さい。

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Fvwm モジュール設定ファイル

    $HOME/.fvwm/ 以下の次のファイルは Fvwm のデスクトップモジュールの設定ファイルです。

ConfigFvwmBacker        バックグラウンド

    * Backer モジュールを使用すると、autostart などから設定した壁紙が
    上描きされます。
    $ xsri --scale-width=100 --scale-height=100 /usr/share/fvwm/Blue-vine.jpg
    又は '壁紙再描画' を実行する事で、壁紙を復帰出来ます。

ConfigFvwmButtons       Fvwm Button(ツールボックス)
ConfigFvwmIconBox       アイコンボックス
ConfigFvwmIconMan       アイコンマネージャ
ConfigFvwmIdent         ウィンドウ情報ダイアログ
ConfigFvwmPager         ページャー
ConfigFvwmScroll        ウィンドウ付加スクロールバー
ConfigFvwmTaskBar       タスクバー
ConfigFvwmWinList       ウィンドウリスト

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Fvwm 壁紙設定関連ファイル

    * 壁紙設定ユーティリティ、
        fvwm-setwallpaper   = ルートメニュー → 壁紙設定
        fvwm-resetwallpaper = ルートメニュー → 壁紙再描画
    により生成され、参照されます。
    各ファイルは、手書き修正可能です

$HOME/.fvwm/vine/fmname
    '壁紙設定' での、ドラッグ&ドロップ時に使用されるファイルマネージ
    ャのコマンド名を保持します(初期値は 'rox')。
      現在ドラッグ&ドロップに対応しているのは rox 又は nautilus です。

    * 適合ファイルマネージャが未インストールの場合は、壁紙設定ユーティ
    リ
ティは手書 きパス入力を要求します。

$HOME/.fvwm/vine/wallpaperdir
    使用されるファイルマネージャが参照するディレクトリ名を保持します
    (初期値は '/usr/share/fvwm/backgrounds' です)
    '壁紙設定' が最後に参照したディレクトリ名に更新されます。

    * 壁紙用ファイルは 'xsri' コマンドにより描画可能なものなら、何でも
    構いません。
    * 壁紙はルートウィンドウに貼り付けられます。
    nautilus、rox、xfdesktop、pcmanfm などのデスクトップ機能利用時は、
    それらの壁紙が優先表示されます (ルートウィンドウが隠されます)。
     このような場合は、それぞれのデスクトップの設定で壁紙を設定して下さ
    い。

$HOME/.fvwm/vine/wallpapername
    最後に設定された壁紙用画像ファイル名を保持します(初期値は
    '/usr/share/fvwm/backgrounds/Blue-vine.jpg' です)。

    * '壁紙再描画' メニューにより参照されます。
    '壁紙設定' で、最後に設定した画像ファイル名に更新されます。

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キー/マウス・バインド設定

    キーバインド書式
        Key [(window)] Keyname Context Modifiers Function
        Key [(window)] キー名 押下場所 修飾キー 実行機能
            window:
                実行機能が特定のウィンドウに関連する場合のみ、ウィンド
                ウ名で指定します。正確なウィンドウ名は、
                    $ xprop | grep WM_CLA
                で、対象ウィンドウをクリックして得られた出力で調べる事
                ができます。
            キー名: A,B,1,2,F1,Up,Right など。
                機能キー類の正しい名前は、xev コマンドで調べられます。
            押下場所: キーを押した時マウスポインタがある場所。
                R: (R)oot Window
                W: Application(W)indoe
                F: (F)rame Corners
                S: Frame (S)ides
                T: (T)itle Bar
                I: (I)con
                A: (A)ny
                上の場所の内の一つを指定します。
            修飾キー: キーを押す時、同時に押す機能キー
                N: (N)o modifiers
                C: (C)ontrol
                S: (S)hift
                M: (M)eta = Alt
                L: Caps(L)ock
                A: (A)ny modifiers
                上の修飾キーの内の一つ以上を指定します。
            実行機能: fvwm 内部コマンドです。
                Exec 内部コマンドに続けてシェルコマンドやアプリケーシ
                ョンの実行ファイル名を指定する事により、外部コマンドを
                呼び出す事もできます。
        記述例:
            Key B  A SC  Exec exec firefox
            → 任意場所(A)での 'Shift+Ctrl+B'(B SC) の押下で、外部コマ
               ンド 'exec firefox' を実行。

    マウスバインド書式
        書式: Mouse [(window)] Button Context Modifiers Function
              Mouse [(window)] ボタン番号 押下場所 修飾キー 実行機能
            ボタン番号
                1: 左  2: 中  3: 右  4:ホイール前転  5: ホイール後転
                0: どれでも
                上のボタン番号の内の一つを指定します。
            window、押下場所、修飾キー、実行機能は、キーバインドと同じ
            です。
        記述例:
            Mouse 5 A M Scroll 0 25
            → 任意場所(A)での Alt+ホイール後転(M,5)で仮想画面を 25%
               スクロールダウン。

    * 各設定書式は、/usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/.fvwm2rc もご覧く
    ださい。
より詳しくは、man fvwm をご覧ください。
    * キー/マウスバインドをカスタマイズするには、'設定ファイル編集'
    で編集後、'スタイル変更' メニューで 'My Style' を選択して下さい。
    メニューから編集しない場合は、$HOME/.fvwm/.fvwm2rc.my を編集後、
    'スタイル変更' メニューで 'My Style' を選択して下さい。
    この操作で、.fvwm2rc.my が .fvwm2rc に上書きコピーされ、設定が有効
    になります。
    *『.fvwm2rc は、'スタイル変更' メニューにより上書きされます。
    設定編集は、必ず .fvwm2rc.my に対して行って下さい。

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追加キー/マウス・バインド設定値

    Vine Linux fvwm2 での、追加キー/マウス・バインド設定値は以下の通り
    です。

キー・バインド
# 仮想画面スクロール
#       1/4 ページ・スクロール
    右へ 25%: Shift+Ctrl+'→ (right)'(全ての場所)
    左へ 25%: Shift+Ctrl+'← (left)' (全ての場所)
    下へ 25%: Shift+Ctrl+'↓ (down)' (全ての場所)
    上へ 25%: Shift+Ctrl+'↑ (up)'   (全ての場所)
#       1 ページ・スクロール
    右へ 100%: Shift+Ctrl+Alt+'→ (right)' (全ての場所)
    左へ 100%: Shift+Ctrl+Alt+'← (left)'  (全ての場所)
    下へ 100%: Shift+Ctrl+Alt+'↓ (down)'  (全ての場所)
    上へ 100%: Shift+Ctrl+Alt+'↑ (up)'    (全ての場所)

# ルート(メイン)メニュー表示
    Alt+'↓'  又は  'F1'

# コマンド実行
    xterm   : Shift+Ctrl+'X'   (全ての場所)
    mlterm  : Shift+Ctrl+'T'   (全ての場所)
    firefox : Shift+Ctrl+'B'   (全ての場所)
    Sylpheed: Shift+Ctrl+'M'   (全ての場所)
    rox     : Shift+Ctrl+'F'   (全ての場所)
    nautilus: Shift+Ctrl+'N'   (全ての場所)

マウス・バインド

# 仮想画面スクロール
#   1/4 ページ・スクロール
    右へ 25%: Ctrl+Alt+ホイール前転 (全ての場所)
    左へ 25%: Ctrl+Alt+ホイール後転 (全ての場所)
    下へ 25%: Alt+ホイール後転 (全ての場所)
    左へ 25%: Alt+ホイール前転 (全ての場所)
    任意方向: Ctrl+Alt+左ボタンドラッグ

# ウィンドウ操作
#   移動/リサイズ
    移動: タイトルバーを左ドラッグ
    移動 2: Alt + 左ボタンドラッグ
    リサイズ: ウィンドウ枠コーナー部分を左ドラッグ
    リサイズ2: Alt+右ボタンドラッグ
    タイトルバー上のボタン: (左端ボタンから順に)
        ウィンドウ操作メニュー: 左クリック
        アイコン化(最小化): 左クリック
        最大化
            左クリック: 全方向最大化
            中クリック: 垂直方向最大化
            右クリック: 水平方向最大化
            * 全方向/垂直方向最大化は、タスクバー、ボタンバーを
            隠さない/隠れないようにサイズ制限しています。
        閉じる: 左クリック

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マウス・ストローク設定

    マウス・ストロークは、マウスの一定の振る舞いにより fvwm の内部コマ
    ンドや、外部コマンド/アプリケーションを起動させる仕組みです。
    fvwm のマウス・ストローク設定では、以下のように電話番号ボタン状に
    並んだ数字をなぞるイメージでマウス・ドラッグする操作を指定します。
        1 2 3
        4 5 6
        7 8 9
    例えば、ストロークとして '1235789' を指定した場合は、マウスボタン
    を押しながら、左上から上記の 1,2,3,5,7,8,9 を順になぞるように -
    英大文字の 'Z' を描くようにドラッグする事を指します。
    同様に、'7415963' を指定すると、英大文字の 'N' を左下から一筆書き
    で描くようにドラッグする事を指します。

    書式: Stroke [(window)] Sequence Button Context Modifiers Function
    書式: Stroke [(window)] シーケンス ボタン番号 押下場所 修飾キー 実行機能

    シーケンス(Sequence) には、上記説明中のストロークを指定する数字列
    を書きます。
    windw、ボタン番号、押下場所、修飾キー、実行機能の各項は、キー/マウ
    ス・バインドと同じです
    詳細は /usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/.fvwm2rc、man fvwm をご覧く
    ださい。

    記述例:
        Stroke 7415963    3  R  N  Exec exec xterm
        この例では、'N' を描くように(7415963)マウス右ボタン(3)で、ル
        ートウィンドウ(R)で修飾キーなし(N)でドラッグすることにより、
        'exec xterm' を実行します。

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スタイルの変更

    * パッケージ同梱設定ファイル
    ・/usr/share/fvwm/system.fvwm2rc/ 以下
        ソース同梱ファイル + 設定スタイル切り替えメニュー
            system.fvwm2rc-sample-1
            system.fvwm2rc-sample-2
            system.fvwm2rc-sample-95
        Vine Linux 版(英語メニュー)
            system.fvwm2rc
        Vine Linux 版(日本語メニュー)
          * 従来のものを UTF-8 化し、設定スタイル切り替えメニュー追加
            system.fvwm2rc.ja-utf-8
    ・/usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/ 以下
        Vine Linux 版(@2009/08)
            .fvwm2rc

新規インストール時は、/usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/.fvwm2rc が、デ
フォルトで設定されています。
    ルー トメニュー → スタイル変更(又は Change Style) → 各スタイル
で、各スタイルに変更可能です。

各設定ファイルを元に、ユーザーによりカスタマイズされたものを、
    '$HOME/.fvwm/.fvwm2rc.my'
として保存しておくと、
    ス タイル変更メニュー → My Style
で、選択可能になります。

    * $HOME/.fvwm/.fvwm2rc は 'スタイル変更メニュー' により上書きされ
    ます。カスタマイズは必ず '$HOME/.fvwm/.fvwm2rc.my' に対して行って
    下さい。(スタイル変更メニューを全く使わない場合は、この限りでは有
    りません)

上記各ファイルによらないユーザー設定ファイルは、スタイル変更メニューの
枠外になりますが、以下を追加し '$HOME/.fvwm/.fvwm2rc.my' に保存するこ
とにより、スタイル変更メニューを組み込む事が出来ます。

* 設定ファイル書式の詳細は各設定ファイル及び man fvwm をご覧ください。

・ルートメニューに追加
#-------------------- ここから
+    "Change Style"    Popup MenuChangeStyle
#-------------------- ここまで

・サブメニューとして追加
#-------------------- ここから
DestroyMenu MenuChangeStyle
AddToMenu MenuChangeStyle  "Change Style" Title
+                       "My Style"   FuncStyleCahngeToMyStyle
+                       "Standard"   FuncStyleCahngeToStandard
+                       "Standard-J" FuncStyleCahngeToStandardJa
+                       "Sample1"    FuncStyleCahngeToSample1
+                       "Sample2"    FuncStyleChangeToSample2
+                       "Sample95"   FuncStyleChangeToSample95
+                       "Blue Vine"  FuncStyleCahngeToBlueVine
#-------------------- ここまで

・関数として追加
#-------------------- ここから
# My Style (Your custom style,named '.fvwm2rc.my'.)
DestroyFunc FuncStyleCahngeToMyStyle
AddToFunc FuncStyleCahngeToMyStyle
+ I Exec cp -f $HOME/.fvwm/.fvwm2rc.my $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
+ I Restart

# Style Blue Vine
DestroyFunc FuncStyleCahngeToBlueVine
AddToFunc FuncStyleCahngeToBlueVine
+ I Exec cp -f /usr/share/fvwm/Blue-Vine-theme/.fvwm2rc $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
+ I Restart

# Style Standard
DestroyFunc FuncStyleCahngeToStandard
AddToFunc FuncStyleCahngeToStandard
+ I Exec cp -f /usr/share/fvwm/fvwm-system-styles/system.fvwm2rc $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
+ I Restart

# Style Sample1 (system.fvwm2rc-sample-1)
DestroyFunc FuncStyleCahngeToSample1
AddToFunc FuncStyleCahngeToSample1
+ I Exec cp -f /usr/share/fvwm/fvwm-system-styles/system.fvwm2rc-sample-1 $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
+ I Restart

# Style sample2 (system.fvwm2rc-sample-2)
DestroyFunc FuncStyleCahngeToSample2
AddToFunc FuncStyleCahngeToSample2
+ I Exec cp -f /usr/share/fvwm/fvwm-system-styles/system.fvwm2rc-sample-2 $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
+ I Restart

# Style sample95 (system.fvwm2rc-sample-95)
DestroyFunc FuncStyleCahngeToSample95
AddToFunc FuncStyleCahngeToSSample95
+ I Exec cp -f /usr/share/fvwm/fvwm-system-styles/system.fvwm2rc-sample-95 $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
+ I Restart

# Style Standard Ja (system.fvwm2rc.ja-utf-8)
DestroyFunc FuncStyleCahngeToStandardJa
AddToFunc FuncStyleCahngeToStandardJa
+ I Exec cp -f /usr/share/fvwm/fvwm-system-styles/system.fvwm2rc.ja-utf-8 $HOME/.fvwm/.fvwm2rc
+ I Restart
#-------------------- ここまで

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ファイルマネージャの設定

    * fvwm には、専用のファイルマネージャは有りませんので、インストー
    ル済みの任意のファイルマネージャをお使い下さい。

fvwm のルート(メイン)メニュー → "ファイルマネージャ" には、Vine Linux
で利用可能な以下のファイルマネージャが、予め登録されています。

各ファイルマネージャの特色

    nautilus
        GNOME に標準採用されている、タブブラウズ可能な多機能ファイルマ
        ネージャです。
        最初から分かり易い完成されたインターフェイス、ネットワーク接続
        機能も持つなど、至れり尽くせりの、フールプルーフなファイルマネ
        ージャです。
        * GNOME 環境との併用/移行の場合は、最適です。高機能な分、やや
        処理は重いですが、余計な設定に煩わされたくないような場合には、
        最良の選択でしょう。
    ROX-Filer (* コマンド名は rox、パッケージ名は rox-filer です)
        個性的なユーザーインターフェイスと、軽快な操作性を持つファイル
        マネージャです。ユーザー設定主導型で、初期状態はシンプルの一言
        につきますが、カスタマイズ次第で見違えるような高効率性を発揮す
        る、nautilus とは好対照なファイルマネージャです。
        * シェル操作ライクな独自のインターフェイスを持つ為、初めての人
        は、取っ付きにくく感じるかもしれません。しかし使い込むと迅速な
        処理が可能になる、習熟効果/カスタマイズ効果が高いファイルマネ
        ージャです。

     thunar
        xfce デスクトップ標準搭載の、軽量かつオーソドックスな設計のフ
        ァイルマネージャです。
        nautilus程高機能ではなく、rox-filer 程個性的で も有りませんが、
        それだけに初心者にも取っ付き易く、普段使いには充 分な機能と使い
        勝手を持っています。
        * GTK の標準的なインターフェイスに準拠しているようで、操作勝手
        はやや定型的すぎる面も有りますが、堅実ともいえるようです。
     pcmanfm
        LXDE標準搭載の、タブブラウズ機能付きファイルマネージャです。外
        観、軽快さとも nautilus と thunar の中間的な位置づけですが、操
        作性はウェブブラウザを思わせる使い易いインターフェイスを持って
        います。
        * nautilus 程高機能では有りませんが、タブブラウズ機能など、良
        く似たインターフェイスを持ち、nautilus からの、より軽快なファ
        ルマネージャへの移行には、最も適しているかも知れませ ん。

* 各ファイルマネージャの内、インストールしていないものは当然使えません
ので、必要に応じてインストールして下さ い。
インストールする予定が無い場合は、$ HOME/.fvwm/.fvwm2rc.myを、エディタ
で開き、'# サブメニュー: ファイルマネージャ' の部分から、不要な項目を
削除して下さい。

上記に無いファイルマネージャを別途用意されている場合は、メニューに追加
記入して下さい。

    例: * 追加ファイルマネージャのコマンド名を "fileman" とした場合。
    +             "&F. Fileman"   Exec exec fileman

必要なら fileman の後ろに、オプションも記入して下さい。
* ここで '&F' は、サブメニュー "ファイルマネージャ" が開かれた時のメニ
ュー上のホットキー(ショートカット)に、ダブルクォーテーション内はメニュ
ー項目になります。
'Fileman' の部分は項目の見出しなので自由な名前がに使えます。
'Exec' は、このメニュー項目が外部コマンドを呼び出す事を表します。
'exec' から後ろは、呼び出されるコマンドです。
exec の後ろの 'fileman' は実行コマンドとして扱われるので、必ず実行可能
なコマンド名と一致させて下さい。

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