AppDirGen
Application directory Generator について
__________________________ update 2008/0715
AppDirGen は、様々なアプリケーションのデスクトップエントリファイルを読
み込み、ROX 環境下で実行可能なアプリケーションディレクトリ AppDir を生
成するユーティリティプログラムです。
生成された AppDir は、 ROX 環境下でデスクトップ(ピンボード)やパネル上
のアイコンとして、ファイラー画面上のアイテムとして、又、「対応アプリ
の設定」や「アプリに送る」、「メニューをカスタマイズ」等の設定用アイテ
ムとして、利用/実行する事ができます。
GNOME/KDE 等の、統合デスクトップ環境が必要でない場合でも、デスクスペー
スに余裕があれば、それらの関連アプリケーションをインストールして置く事
をおすすめします。
AppDirGen の使用により、それらのアプリケーションのデスクトップエントリ
ファイル は rox + 任意のウインドウマネージャ環境下で、有効に利用する事
が出来るようになります。
各アプリケーションへのアクセスが容易になるだけでなく、(統合デスクトッ
プ環境以外の)ウインドウマネージャ環境下では、ターミナルなどから起動す
るしかアクセスの方法が無い、システムの設定用アプリケーション等にも、容
易に GUI でアクセス出来るようになります。
使い方
準備
運用
更新の通知(rox コマンドの拡張)
活用
注意
デスクトップエントリファイルについて
AppDir について
アイコンのカスタマイズ
ライセンス
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使い方:
準備:
依存:
AppDirGen の実行には、
rox (rox-filer)
bash
diff (diffutils)
patch
nkf
rpm
tree
の各コマンドを必要とします。
このドキュメントをご覧の場合は、多分それらは既にインストール済
みと思われますが、万一まだの場合は、先にそれらを含むパッケージ
をインストールして置いててください。
※パッケージ管理システムに基づくパッケージとしてインストールさ
れている場合は、これらへの依存は既に解決されているでしょう。
実行権限:
AppDirGen の一部機能(更新の通知)は、実行の際に root 権限を必要
とします。
又、生成されたAppDir の一部に、root 権限を必要とする場合に、
gksu コマンドが要求される場合が有ります。必要に応じて gksu を
含むパッケージを別途インストールして置いてください。
運用:
実行:
$HOME/Apps にインストールされた AppDirGen をクリックすると、タ
ーミナルウィンドウが開きます。指示にしたがって入力してください。
更新が有る場合:
新しいデスクトップエントリファイルが見付かった場合は、変更を適
用するかどうかを問い合わせて来ます。
'y'[Enter] を押せば:
該当する AppDir の生成が始まりますので、その状態でしばらく
待ってください。
ディスクアクセスが終了し AppDir の生成が完了すると、
$HOME/Apps/Applications ウィンドウが表示されます。
'n'[Enter] を押せば:
変更の適用は保留されます。
更新が無い場合:
新しいデスクトップエントリファイルが見付からなかった場合は、更
新が無い旨が報告されますので、[Enter] を押してウィンドウを閉じ
てください。この場合 $HOME/Apps/Applications は変更されません。
強制更新:
$HOME/Apps/Applications の一部又は全部を損なった等の理由で強制
的に更新したい場合は、
1.AppDirGen を右クリックし、「更新を強行する」を選ぶ。
2.$HOME/Apps/Applications を削除してから AppDirGen をクリッ
ク。
の、どちらかを実行してください。
更新の通知(rox コマンドの拡張):
システムの更新やアプリケーションのインストール/アンインストー
ルにより、デスクトップエントリファイルが追加/削除されることが
有ります。
AppDirGen は このような変更をチェックして、AppDirGen を自動実
行するように ROX-Filer を拡張することが出来ます。
ROX-Filer を拡張し、更新通知を有効にするには、
AppDirGen を右クリックし、「更新通知を有効にする」を選択
拡張した ROX-Filer を元に戻すには、
AppDirGen を右クリックし、「更新通知を無効にする」を選択
を実行してください。
※いずれの場合も、実行には root 権限が必要です。
※ROX-Filer が拡張されると、デスクトップエントリファイルが追加
/削除された日に AppDirGen が実行されなかった時、その翌日以降に
最初に rox コマンドが実行された時に、AppDirGen が自動実行され
るようになります。
※ROX-Filer の拡張については、こちらをご覧下さい。
活用:
AppDirGen を実行すると $HOME/Apps/Applications 以下に、全デス
クトップエントリファイルに対応する AppDir が、カテゴリごとに
分類されて生成されます。
生成された各 AppDir は、そのまま、又は別のディレクトリにコピー
して、又は ROX のデスクトップやパネルに貼り付けて、ファイラー
画面上のアイテムとして、或いはデスクトップ・アイコンやパネル・
アイテムとして利用可能です。
※生成された AppDir には既にアイコン画像が内蔵されているので、
その都度アイコンを設定する必要は有りません。
又、ROX-Filer における「対応アプリの設定」や「アプリに送る」、
「メニューをカスタマイズ」等の設定時に、実際のアプリケーション
の代わりに、よりアクセスし易いこれらの AppDir を利用する事も出
来ます。
※ なんらかのアプリケーションが、システム内で新規にインストー
ル/アンインストールされた時、$HOME/Apps/Applications 以下にそ
れに対応する AppDir が存在しない/対応する AppDir が無効、な状
態になります。
この様な場合は、AppDirGen をクリックして、変更を適用してくださ
い。
注意:
生成された AppDir の中には、GNOME/KDE/XFCE 等の統合デスクトッ
プ環境下でなければ意味を成さないもの(GNOME/KDE/XFCE 環境の設定
ツール等)や、実行できないもの(GNOME/KDE/XFCE 環境のデーモン等
に依存するもの等)が含まれます。
又、少数ですが、rox + ウインドウマネージャ環境での GTK テーマ
を強制的に GNOME/XFCE の GTK テーマに変更してしまうものもあり
ます。(多くの場合、ログインし直せば元に戻ります)
生成された AppDir の運用に当たっては、上記の点に充分注意を払い、
実際に有効な AppDir のみをご利用下さい。
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デスクトップエントリファイルについて:
*.desktop ファイルは、デスクトップエントリファイルと呼ばれる、
freedesktop.org 準拠のアプリケーション等に添付される、アプリ
ションの情報を記述したファイルです。
GNOME/KDE 用アプリをはじめとする、多くのデスクトップ用 GUI ア
プリケーションには、殆どの場合このファイルが添付され、アプリケー
ションインストール時に、/usr/share/applications 以下に配置され
メニューなどもこのファイルを参照して生成されます。
(freedesktop.org (http://www.freedesktop.org/) は UINX 互換 OS
下のフリーなデスクトップ環境の、各種標準化を策定する団体です)
AppDirGenは、このファイルからアプリケーション情報を読み取り、
rox 環境下で該当アプリケーションを直ちに利用できるようにする
Wrapper = AppDir を自動生成するツールです。
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AppDir について:
AppDir(Application directory) は、rox 環境下で実行可能な、ディ
レクトリ形式のアプリケーションです。
AppDir はファイルシステムから見れば単なるディレクトリですが、
rox のファイラー画面や、ピンボード(rox のデスクトップ)/パネル
上に置かれたアイテム(アイコン)としては、実行可能アプリケーショ
ンとして認識され、クリックで実行する事が出来ます。
AppDir の要件:
任意の名前のディレクトリ下に、
AppRun という名前の実行可能ファイルが有れば、そのディレクトリ
は AppDir として認識され、ROX 環境下でそのディレクトリアイコ
ンクリックすれば、実行することが出来ます。
AppRun の存在が AppDir として認識される為の最低要件です
AppInfo.xml という名前の xml 形式のファイルが有れば、その内容
が AppDir のツールチップやプロパティ、実行オプションなどに反
映されます。
.DirIcon という名前の画像ファイルが有れば、その画像を AppDir
のアイコンとして表示することが出来ます。
Help という名前のサブディレクトリが有れば、rox のメニューから、
そのディレクトリを表示させることができます。該当 AppDir の各種
ドキュメント類は、このディレクトリに納めて置きます。
様々な AppDir:
AppDir には、単純な AppRun スクリプト のみにより構成されるもの
から、AppDir 内に高度なバイナリ実行ファイルや、複数のドキュメ
ント類を含むものまで、様々なものがあります。
典型的な AppDir の例は、/usr/apps 以下のアイコン化されたディレ
クトリ群で、その中の "ROX-Filer" は、rox コマンドから呼び出さ
れる rox-filer の実体であり、これも実は AppDir なのです。
そして、AppDirGen 自体も、複数のスクリプトファイルやドキュメン
ト類により構成された AppDir です。
AppDirGen によって、~/Apps/Applications 以下に生成される AppDir
群は、これらの内では最も単純なもので、
・実際のアプリケーションを呼び出す AppRun シェルスクリプト
・アプリケーションのアイコンを利用した .DirIcon
・アプリケーションの簡単な説明を表示する AppInfo.xml
のみで構成され、アプリケーションのラッパーとして働きます。
※AppDirGen では、AppRun、.DirIcon、AppInfo.xml は、
/usr/share/applications 以下に配置されたデスクトップエントリフ
ァイル(*.desktop)の Exec、Icon、Comment 各タグを参考にして生成
されます。
※AppRun の公式ドキュメント(英文)は、
ROX-Filer User Manual - Application directories
で、閲覧する事が出来ます。
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アイコンのカスタマイズ:
AppDirGen は AppDir 生成時に、/usr/share 以下にインストールされている
主要アイコンテーマから、AppDir 独自の検索順に従い、アプリケーション用
アイコンを検索し、AppDir 用のアイコンとして採用しています。
もし採用されたアイコンが好みに合わない場合は、$HOME/.icons/AppIcons/
以下に、"アプリケーションのコマンド名".png という名前のアイコン用ファ
イルを置いてください(同名のリンクでも可)。
例えば $HOME/.icons/AppIcons/mousepad.png という名前の画像ファイルが
あれば、"mousepad" AppDir用アイコンとして、優先的に採用されます。
同様に、好みのアイコンテーマのプリケーション用アイコンのディレクトリか
ら、$HOME/.icons/AppIcons/ に、リンクを張っても構いません。
(例: ln -s /usr/share/icons/kids/64x64/apps ~/.icons/AppIcons)
※ AppDir と アプリケーションのコマンド名は、必ずしも同じとは限りませ
ん。"アプリケーションのコマンド名" が判らない時は、該当 AppDir を
1.Shift キーを押しながらクリックし、
2.表示されたフォルダ内の AppRun スクリプトをエディタ等で開き、
3.実行コマンドを調べてください。
"exec xxxxx $@” という行が見当たれば、xxxxx の部分が、"アプリケーショ
ンのコマンド名です。
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ライセンス:
AppDirGen は GLP ライセンスに基づき、コピー/再配布/改造する事が
出来ます。
AppDirGen / Application Directory Generator
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