インストール・ウィンドウは,パッケージのインストールやアップ グレードの際使われます.上にはオプションメニュー,左にはパッケージ・ リスト(グループでソートされてツリー表示),中心にはツリーを操作する ボタン,右にはパッケージの情報のサマリ,下には実行のためのボタンが あります.
パッケージ・リストは,ユーザが指定した様々なディレクトリにある パッケージが表示されます.デフォルトのディレクトリ・リストは以下の通 りです:
| /mnt/cdrom/RedHat/RPMS |
| /mnt/cdrom/SRPMS |
| /mnt/cdrom/RPMS |
| /usr/src/redhat/RPMS/i386 |
| /usr/src/redhat/RPMS/alpha |
| /usr/src/redhat/RPMS/sparc |
| /usr/src/redhat/RPMS/noarch |
このデフォルトのリストを用いると,もしRed Hat CD をマウント してこのダイアログを開くと,CDに収録されているパッケージがリスト されます.
パッケージリストのパッケージは,システムに現在インストール されているパッケージとの関係が色表示されます.もし,パッケージが 現在インストールされているならば(バージョンもしくはリリース番号 による)緑色で,インストールされているものより新しいなら青で,古い なら灰色で表示されます.この色は設定ダイアログで変更することも できます.
上のオプション・メニューは,パッケージリストに表示されてい るパッケージをしぼりこむのに使います.例えば,あなたが,使ってる ディストリビューションのエラッタ修正パッケージを全てダウンロードし たディレクトリがあるなら,システムにインストールされているものより も新しいものだけを表示するよう設定できます.こうして,アップグレー ドしないといけないパッケージを確認・選択後,アップグレード・ボタン を押してアップグレードを行うことができます.
パッケージを選択するには,パッケージリストの右の列のチェック ボックスをクリックするか,単に該当行をダブルクリックしてください. "全て選択"および"全て選択中止"のボタンは,選択操作に使えます. "全て選択"は現在しぼりこまれている全てのパッケージを選択します. "追加"ボタンは,パッケージリストにパッケージを追加するための ダイアログを開きます.
ウィンドウの下部には,情報,インストール,アップグレード, 署名の確認,閉じるといったボタンが並んでいます.以下は,それぞれ で何を行うかの簡単な説明です:
インストールされているパッケージの情報を表示する のと同じように,選択したパッケージの情報ダイアログを開き ます.ここに並んでいるボタン(情報,インストール,アップ グレード,署名の確認)は,まだインストールされていないパ ッケージに対する操作を行うものです.
選択したパッケージのインストールを行います.なんらかの 依存性の問題があれば,この問題を記述したダイアログを開きます.
このボタンは インストール のボタンと似ています.違いは, アップグレードの時には,新しいバージョンパッケージをインスト ールした後,古いものを削除することです.多くの場合は,このほうが 望ましいでしょうが,ライブラリのインストールの際には,アップグレ ードよりもインストールを使いたいこともあるかもしれません. ライブラリの開発者は,バイナリ非互換な変更を加えたときには, ライブラリの名前のバージョン番号を変更します.もしあなたが このようなライブラリに対してアップグレードを選択すると,いくつ かのプログラムが必要としている古いバージョンのライブラリが削除され てしまうことになります.
このオプションでは,選択したパッケージの署名を確認します. パッケージが作成された時,パッケージ内のアーカイブのサイズとmd5 sum が,パッケージの冒頭に記録されます.これにより,パッケージが 作成時より変更されていないかを確認できます.
また,パッケージの作者は PGP もしくは GPG によりパッケージ に署名をできます(GPGは RPM >= 3.0 でのみサポートされています). もし,あなたのシステムに,これらのユーティリティのインストールお よび設定をしてあれば,これらの署名も確認することができます. このような署名により,あなたがパッケージの作成を行ったと思ってい る人により本当に作成されたかどうか(少なくとも署名が行われたかどう か)を確認することができます.