9.3. システムのアップグレード

システムのアップグレードを利用するとアップグレード可能なパッケージに1度の操作で変更を指定することができます。 システムのアップグレードの基本的な流れは以下の様になります。

  1. パッケージリストの更新

  2. 全てのアップグレードを選択

  3. 指定された変更を適用

それでは、個々の手順について説明します。

9.3.1. パッケージリストの更新

まず、項9.2.1の様に、最新のパッケージが利用できるようにパッケージリストを更新してください。

9.3.2. 全てのアップグレードを選択

次のいずれかの方法で全てのアップグレードを選択してください。

この際、当初の設定では『スマートアップグレード(dist-upgrade)による指定を行いますか?』と尋ねるダイアログが表示されます。

図 9-5. アップグレード方法を尋ねるダイアログ

それぞれのアップグレード方法については、次のようになっています。

標準のアップグレード(apt-get upgrade に相当)

標準のアップグレードでは、インストールされているパッケージのみがアップグレードされます。 もし、このアップグレードがインストールされていないパッケージに依存していたり、 既にインストールされているパッケージと衝突したならば、 アップグレードは予約されません。

スマートアップグレード(apt-get dist-upgrade に相当)

スマートアップグレードでは、パッケージの衝突を知的に解決しようと試みます。 これには、必要とする追加パッケージをインストールしたり、 より重要度が高いパッケージを選択することも含まれます。

上記の説明を参考にいずれかのアップグレード方法をクリックしてください。 ここでキャンセルをクリックすると作業が中断されます。

アップグレード方法を選択するとアップグレード可能なパッケージ全てに変更が指定されます。

注意Vine Linuxのメジャーバージョンアップグレードを伴う場合
 

Vine Linux 2.6からVine 3.0といった、より新しいメジャーリリースへのアップグレードには、 スマートアップグレードを御利用ください。

警告カーネルのアップグレード
 

Vine Linux 3.2からkernelパッケージも自動的に適切なパッケージが選択され追加インストールされる様になりました。 ただし、従来と同様にブートローダ(LILO) の設定は書き換えられません。これまでと同様に適切に設定した上で initrd の作成 、LILOの実行、再起動等を行って下さい。 詳細は、第13章をご覧ください。

9.3.3. 指定された変更を適用

項9.2.3と同様に指定された変更を適用してください。