メインインターフェイス

GIMP はかなり風変わりなユーザーインターフェイスを持っています。これはほとんどの操作で状況適応クリックメニューを用いる、マルチウィンドウ指向アプリケーションなのです。

ユーザーの興味を引く二つのメインウィンドウがあります。道具箱画像ウィンドウです。他にもユーザーが利用できる便利なウィンドウやダイアログが沢山あります。これらに付いては別の独立した章でカバーします。

画像ウィンドウ

GIMP で最も重要なウィンドウの一つが 画像ウィンドウです。このウィンドウは現在編集している画像への視覚的アクセスを提供しています。画像へのあらゆる変更がここに表示されます。ボタン2 で画像ウィンドウをクリックすると、アクティブ画像を編集する機能やツールを提供する状況適応の画像メニューにアクセスすることができます。このメニューは画像ウィンドウの左上にある右向きの矢印をクリックすることによってアクセスすることもできます。

図 2-1. 画像ウィンドウ

まっさらな画像ウィンドウ

図 2-1 はデフォルトの設定で作成した画像ウィンドウを表示しています。GIMP を起動した時には、利用できる画像ウィンドウはありません。新規の、まっさらな画像はファイルメニューから新規... をクリックすることで作成することができます。

図 2-1 の白い領域は新しい画像が作成される領域です。この白い部分はまっさらであると考えられます。こうすると簡単ですが、他の特定の濃度の色を持つこともできます。デフォルトの画像サイズは 256 x 256 ピクセルです。これは描画可能な領域の横のピクセル数と縦のピクセル数のことです。まっさらな領域の左側と下部にあるスクロールバーは、大きさや拡大率によって見えなくなる領域にアクセスするために使用します。画像ウィンドウの左下にはカーソル位置を読み取れる座標があります。これは画像領域の中にあるカーソルの位置を表示します。

すでに述べたように、画像メニューは画像領域の中で状況適応クリック (大抵はボタン2) をするか、画像ウィンドウの左上の右向き矢印をクリックすることでアクセスできます。GIMP の中のメニューはそのメニュー自身を "切り離し" ができるという特別な機能を持っています。問題のメニューの上部の点線をクリックすれば、この強力な機能が明らかになるでしょう。

図 2-2. 画像メニュー

画像メニューの分離