基本的に、パスはベジエ選択を保管する方法です。パスについてのこの表現を限定しようとすると、多くの機能性を見失います。パスを理解するためのよりよい方法は、ベクター曲線を扱う方法として見ることです。ベクターのドローイングプログラム、例えば、Adobe Illustrator や Corel Draw になじんでいたら、パスにもすぐなじむでしょう。
パスを使うことは、ベジエ曲線を使うことのようです。事実、ベジエ曲線は、パスです。あなたは、その中に隠されている力に気付いていないかもしれません。大きな違いは、曲線を編集でき、曲線を塗ることができ、また、曲線を保存、インポート、エクスポートさえできるということです。
パスダイアログには、三つのコマンド領域があります。
上にある編集領域
右クリックのポップアップメニューを持つパス領域
下にある制御領域
左から右に説明していきます。

新規パスを作って、ベジエツールをアクティブにします。パスは、パス #X と名前をつけられます [1]。名前を変えたいときは、パス領域のそのパスの上をダブルクリックします。名前のダイアログが現れます。

アクティブになっているパスを複製します。パスをアクティブにするには、パス領域にあるそのパスをクリックします。デフォルトでは、名前は、古い名前 #X [2] になります。

パスから選択領域を作ります。パスが閉じている必要がないことに注意します。作られる選択領域は、単純に、各端点の曲線方向に従う線をもった端点をつないだものです。

選択領域からパスをつくります。例えばクイックマスクや色による選択でつくったような複雑な選択は、注意してください。そのような選択は、非常に複雑なパスになって、コントロールするのが難しいでしょう。

アクティブなデバイスのブラシでパスをストローク描画をします。パスが閉じている必要はありません。ストロークは、端点から端点になされます。

アクティブになっているパスを削除します。
![]() | 確認ダイアログは出てきません。 |
パスを編集するためには、ベジエツールがアクティブになっていないといけません。そうでなければ、パスを編集できないでしょう。上にある編集領域について、左から右に説明していきます。

このコマンドは、パスにコントロールポイントを追加して、最後のコントロールポイントから新規の端点までの線分をつくります。パスを作る二つの方法があります。単にクリックして端点を追加できます。これは鋭いコーナーをもった曲線つくるでしょう。かわりにクリックしてドラッグすると、追加したコントロールポイントに関する曲線を広げて整形できるでしょう。この方法でパスを作ると、滑らかな "コーナー" の曲線になるでしょう。曲線をつくっていくために、当然、二つの方法を結合できます。
最初と最後の端点を重ねてパスを閉じることができます (これは本当に閉じるために、最初の端点に最後の端点を追加することによって、なされます) 。そうすると、正方形の記号がパスの内側に現れます。このコマンドは、パスを選択領域に転換します。すでに閉じた曲線の外側をクリックすると、新しいベジエ曲線が始まります。パスを選択領域へのコマンドは、もはや非アクティブ化されて、以前に閉じた曲線の内側にも端点を追加することができます。欲しいだけの閉じたパスを持つことができますが、同じパスでは、閉じていない曲線は一つだけ持つことができます。これは制約のように見えるかもしれませんが、好きなだけのパスを持つことができます。これは、別のパスにある限り、欲しいだけの閉じていない曲線を持つことを可能にするでしょう。

曲線に端点を追加します。新しい端点は、曲線の上に位置していなければいけません。曲線の外側に端点を追加することはできません。画像にある曲線の上にきたとき、カーソルが小さな + 記号を持っていることに気がつくでしょう。+ 記号が現れたら、曲線の上でクリックして端点を追加できるということです。新しい端点は、曲線に合うように調整されていて、曲線の形状は変わりません。

曲線にある端点を削除します。端点は、閉じていない曲線の終端点の間にあるはずです。曲線が閉じていれば、曲線の中に端点があります。あなたは、曲線の中に二つの端点を常に持っています。

曲線を調節することができます。アンカーポイントをクリックしたときに、二つの小さなハンドルが現れます。ハンドルを引っ張ると、それらは曲線の大きさと方向、形を変化させます。Ctrl を押しながら、アンカーポイントを好きなところへ移動できます。それぞれのハンドルを別に調節するためには、Shift を押さねばなりません。
| [1] | X はナンバーです |
| [2] | X はパスの何番目の複製かを示します |