GIMP を起動する時、たいていは GIMP の項目をクリックするだけのグラフィカルなメニューでしょう。これは通常画像を読み込まずデフォルトの状態で GIMP を起動します。コンソールから GIMP を起動したり、メニューからの起動に使用するコマンドを編集するなら、これにいくつかのオプションを渡すことができます。書式は次の通りです。gimp [options] files ...
GIMP オプション
[-h] [--help]
利用可能なオプションのリストを表示し、それぞれの簡単な説明を表示します。
[-v] [--version]
インストールした GIMP のバージョンナンバーを表示します。
[-b] [--batch commands]
バッチ (非インタラクティブ) モードで GIMP を実行します。-b に続けて引数を任意のコマンドとして使うことで script-fu で対話的に処理するため GIMP に渡されます。
ユーザーに必要なバッチ画像処理を支援できる別のプロジェクトが存在します。ImageMagick プロジェクトはこういった種類の操作に便利なツールとライブラリ群の集合です。
[-g] [--gimprc gimprc]
通常は ~/gimp-1.2/gimprc にあるデフォルトの代わりに代替の gimprc (GIMP 設定ファイル) を使用します。これはプラグインパスやマシン仕様が違っているかもしれないときに役立ちます。
[-n] [--no-interface]
ユーザーインターフェイス無しで実行します。
[-r] [--restore-session]
保存したセッションを復元しようとします。これはそれらが保存した状態になっていたように種々のダイアログを配置して GIMP を起動するでしょう。
[--no-data]
パターン、グラデーション、パレットとブラシを読み込まずに GIMP を起動します。これは起動時間を非常に減少させ、非インタラクティブ状態で GIMP を使う時にときどき便利です。
[--verbose]
コンソールに起動メッセージを表示し、解析された全ての設定ファイルと読み込んだモジュールを表示します。これはデバッギング状態においてときどき便利です。
[--no-splash]
スプラッシュ画面を表示しません。これは読み込み時間を非常に減少させますが、スプラッシュ画面から進行状況バーを見れないでしょう。これは
[--verbose]
を自動的に伴います。[--no-splash-image]
スプラッシュ画面の一部としてスプラッシュ画像を表示しません。スプラッシュ画面で文字情報を表示するだけです。進行状況表示はまだ見ることができます。これは GIMP の読み込み時間を減少させます。
[--no-shm]
GIMP とそのプラグインとの間で共有メモリを使いません。共有メモリを使う代わりに、GIMP はパイプによってメモリを渡します。これは共有メモリを使用した状態よりもパフォーマンス低下を招くでしょう。
[--no-xshm]
X 共有メモリ拡張を使いません。もし GIMP がリモート X サーバで表示されているなら、これは多分有効にしておく必要があります。これは X 共有メモリ拡張に正式対応をしていないあらゆる X サーバにも役に立つでしょう。これは共有メモリを有効にした状態よりもパフォーマンス低下を招くでしょう。
[--display display]
指定した X ディスプレイを使います。
[--console-messages]
エラーや警告のダイアログボックスをポップアップせず、代わりにコンソールにそれらを表示します。
[--debug-handlers]
致命的ではないが、全てのシグナルのためにスタックトレースプロンプトを付けたデバッグハンドラを有効にします。
[--system-gimprc gimprc]
代替のシステム共用 gimrc ファイルを使います。