| Vine Linuxのグラフィックス環境 | ||
|---|---|---|
| <<< Previous | Chapter 2. ウィンドウマネージャWindow Maker | Next >>> |
Window Makerでは他のウィンドウマネージャと同様に、マウスのボタンが押されるとメニューを表示します。背景(ルートウィンドウ)上でマウスの右ボタンを押して下さい。軽くクリックすると、メインメニューがそのまま表示されます。右側に矢印が付いているメニューはさらにサブメニューがあります。マウスのボタンを押すとサブメニューが表示されます。タイトルバーの部分を左ボタンでクリックすると、タイトルバーの右側に×印が現れます、メニューを消去したい場合は、この×印をクリックします。メニューの内容は次のようになっています。
ターミナルktermとrxvtを起動することができます。シェルを使って、コマンドを実行する場合に使用します。
代表的なアプリケーションを起動することができます。
エディタ : Emacs、xjed、viを選択できます。
グラフィックス : 画像処理ツールgimp、ImageMagick、ペイントツール xpaint、作図ツール tgifを選択できます。
Eメール : メーラSylpheedを起動します。
Mozilla: WWWブラウザを起動します。
ファイルマネージャ : gmcやxfmを起動します。
システム管理用のアプリケーションや様々なアプリケーションを起動することができます。メニューの中にインストールされていないものがあると、それは実行されません。
管理ツール : linuxconfやsetup、コントロールパネルを使ったシステム管理ツールを起動することができます。また、rpmパッケージ管理ツールを起動することができます。これらはrootユーザで実行する必要があります。一般ユーザで選択すると、パスワードを聞かれますので、root 用のパスワードを入力して下さい。
ネットワーク : PPPの設定とPPP接続ツールを起動できます。また、FTPツールを起動することができます。
アクセサリ : ちょっと便利なXアプリケーションを起動することができます。スケジューラ、電卓、画面のロック、ウィンドウのプロパティ、フォント・セレクタ、虫眼鏡、カラーマップがあります。
サウンド : CDプレーヤーやミキサーを起動することができます。
アプリケーションの強制終了 : これを選択して、Xアプリケーション上でクリックすると、そのアプリケーションを強制終了します。
インストールされているアプリケーションに応じてメニューが生成されます。メニューはwmconfig --output wmakerを実行した結果が使われます。
管理ツール : ヘルプツールhelptool、カーネルの設定、ネットワークの設定、xosviewなどが起動できます。
Vine Linuxメニュー : Vine Linux推奨のメーラSylpheed、PPPの設定qdial, tkppxp、簡易エディタvedit、全文検索tknamazuが起動できます。
アプリケーション : エディタemacs、xemacs、アドレスブックGNOMEカード、カレンダーなどが起動できます。
インターネット : FTPクライアント gftp、ブラウザMozilla、w3m、リモートホストへのアクセスTelnetなどが起動できます。
グラフィック : ポストスクリプトファイルの表示gv、画像処理ツールgimp、作図ツールtgif、ペイントツールxpaintなどが起動できます。
システム : コントロールパネル、LinuxConf、ディスク管理usermount、パスワード変更userpasswd、個人アカウント情報変更userinfoなどが起動できます。
プログラム : ファイルマネージャやヘルプシステムが起動できます。
マルチメディア : CDプレーヤー、ボリュームメーターesd、マルチメディアシステムXMMS、オーディオミキサgmixなどが起動できます
ユーティリティ : ターミナル、電卓、各種GNOMEツール、フォント選択などいろいろなユーティリティが起動できます。
ワークスペースを増やしたり、減らしたりできます。ワークスペースはクリップアイコンで次へ移動すると自動的に増加しますが、ここで、「新しいワークスペースを作成」を選択しても、新しいワークスペースの作成と移動が実行されます。ワークスペースを作りすぎた時には「最後のワークスペースを削除」を選択して下さい。また、メニューから移動先のワークスペース名を選択すれば、そのワークスペースに移動できます。
フォーカス・ウィンドウ以外を隠す : フォーカスが当たっているウィンドウ以外は全て見えなくします。これらのウィンドウは終了されたわけではありません。一時的に画面から隠されただけです。全てのウィンドウを表示するには、次のメニュー「全て表示」を選択して下さい。
全て表示 : 隠れたウィンドウを全て表示します。
アイコンの再配置 : アイコンの位置を再配置します。アイコンを自動配列にしていない場合に使います。
画面の再描画 : 画面全体を再描画します。
セッションの状態を保存 : ターミナルやウィンドウの現在の状態を保存します。ログインしたときに、保存した状態になります。あらかじめターミナルを開いて保存しておくとよいでしょう。
保存されているセッション情報を消去 : 保存した状態を消去します。
背景やアイコンのデザインは自分で変更することができます。背景やメニュー、タイトルバーなどの外観は「テーマ」として登録できます。また、アイコンの組合せも「アイコン集」として登録できます。自分の好きな環境を作ってみましょう。
テーマ : 背景やタイトルバーなどのデザインはテーマで指定できます。次のスタイルと背景をまとめてテーマといいます。Window Maker標準のテーマの他に、Vineテーマもあります。Vineペンギンのテーマは画面の大きさに合わせて指定することができます。デフォルトのテーマに戻したい場合は Vine-Default.styleを選択して下さい。以下のスタイルや背景などから自分の好きな組合せを作り、それをテーマとして登録ができます。登録には「現在の設定をテーマとして保存」を選択して下さい。
スタイル : タイトルバーやメニュー、アイコンの背景はスタイルで指定できます。うまく組み合わせてオリジナルの環境を作ってみましょう。できた環境はテーマとして登録しておきましょう。
背景 : ルートウィンドウの背景を指定します。一様な背景の「ソリッド」や、段々と色が変化する「グラデーション」、画像の「イメージ」から選ぶことができます。
現在の設定をテーマとして保存 : 現在の背景やタイトルバー、メニューのデザインをテーマとして保存します。選択するとテーマ名を入力するウィンドウが表示されますので、英数字で入力して下さい。登録したテーマはテーマのメニューに加えられます。
アイコン集 : アプリケーション毎に現れるアイコンはアイコン集として、まとめられています。いま見えているアイコンはDefault.iconsetとして登録されています。アプリケーションのアイコンを自分で変更した場合は、それらをまとめてアイコン集として登録できます。登録には「現在のアイコン集を保存」を選択して下さい。
現在のアイコン集を保存 : 現在のアイコンの設定をアイコン集として保存します。選択するとテーマ名を入力するウィンドウが表示されますので、英数字で入力して下さい。登録したアイコン集はアイコン集のメニューに加えられます。
効果音の設定 : サウンドを鳴らすイベントやサウンドデバイスの設定を行うWSoundPrefsが起動されます。イベントとしては、WMSoundの起動、アプリケーションの起動、アプリケーションの終了、最大化、最大化解除、アイコン化、アイコン化解除、隠す、再表示、シェード、シェード解除が選べます。それぞれに対して効果音を指定できます。
一般の設定 : Window Makerの一般的な事項を設定できます。はじめて起動すると、.wmakerconfファイルを作るか聞かれますので、「はい」をクリックします。メニュー、外観、テーマ、ショートカット、マウス操作、ウィンドウ操作、ワークスペース、特殊効果、画像やアイコンの検索パスなどが設定できます。
システム負荷 : システムの負荷(今どれくらい使われいるか)をグラフで表示します。
プロセス一覧 : topコマンドが実行され、現在負荷がかかっているプロセスを表示します。終了は画面内でqを押して下さい。
Window Makerの情報 : バージョン、コピーライトなどのWindow Makerの情報が表示されます。
Window Makerの著作権 : Window Makerの著作権が表示されます。大まかな内容は「Window Makerはフリーのソフトウェアで、GPL[1]の下で再配布と修正ができます。使いやすいようになっていますが、全くの無保証です。」と基本的にGPLに従うと書かれています。
Vine Linux標準のドキュメント検索 tknamazuを起動します。
再起動 : Window Makerを再起動します。
fvwm2を起動 : Window Makerを終了し、ウィンドウマネージャfvwm2を起動します。
終了 : Window Makerを終了します。
セッションを終了 : Window Makerを終了し、他の起動したプロセスも終了します。
| [1] | GPLはGnu Public License の略で、ソフトウェアの配布条件を規定したものです。内容は付録を参照して下さい。 |
| <<< Previous | Home | Next >>> |
| ウィンドウの操作 | Up | 統合デスクトップ環境 GNOME & KDE |