3.2. デスクトップ環境 KDE

KDEは独自のウィンドウマネージャ(kwm)やファイルマネージャ(kfm)、パネル(kpanel) 、設定システムなどを備えたデスクトップ環境です。KDEは開発中であり、今後も仕様の変更等があるでしょう。また、一部のアプリケーションはまだ日本語に対応していません。KDEに関する詳細は「Japan KDE Uses Group(http://www.kde.gr.jp/)」のページを御覧下さい。

インスト−ル

KDEはVine Plusで提供されています。KDE関連のパッケージをインストールしていない場合は、以下のようにしてパッケージをインストールして下さい。rootユーザで以下を実行します。

           # apt-get install task-kde
      
パネル

KDEデスクトップ環境を起動すると下の方にパネルが現れます。パネルには以下の機能があります。

  • アイコン : パネル上にはアイコンが並んでいます。これらをクリックすると、対応するアプリケーションが起動されます。

  • メニュー : 右上に黒い三角印があるアイコンはアプリケーションのメニューを表示します。

    パネルの左側にある「K」のアイコンをクリックすると KDEのメニューが現れます。さまざまアプリケーションを起動したり、KDEコントロールセンターやKDEヘルプ、ゴミ箱、ディスクナビゲータ、パネルなどの設定ツールを起動できます。メニューの項目はインストールしたパッケージにより多少異なります。 スクリ−ンショット

  • ページャ : 中央付近にある数字が書かれた四角はページャです。KDEは複数のワークスペースをもっており、このページャで切り替えることができます。

  • パネルの最小化 : パネルの左右に付いているバーをクリックすると、パネルを隠すことができます。

KDEからログアウトするには、「ぶどう」のマークをクリックし、メニューから「ログアウト」を選択して下さい。または、ルートウィンドウでマウスの右ボタンを押し、メニューから「ログアウト」を選択して下さい。

タスクバー

デスクトップの上側にタスクバーが表示されています。アプリケーションを起動すると、タスクバーにも表示されます。各項目をクリックすると、対応するアプリケーションのウィンドウをアクティブにします(前面へ出します)。さらに、クリックすると、ウィンドウを閉じ最小化します。最小化されたウィンドウはタスクバーをクリックすると元に戻ります。

ファイルマネージャ

アイコンでファイルやディレクトリを表示しているツールはファイルマネージャkfmです。kfmは高機能で以下のことができます。

  • ディレクトリ(ファイルフォルダーのアイコン)をクリックすると、そのディレクトリへ移動します。

  • ファイルをクリックすると、テキストやプログラムの場合、エディタkeditでそのファイルを開いてくれます。画像ファイルの場合、ビューアを起動して表示してくれます。

  • 「場所」にURLを入力すると、WWWブラウザとして機能します。htmlファイルをクリックした場合も、WWWブラウザと同様に表示します。

  • tarでまとめられたファイルをクリックすると、仮想的にtarファイルを展開し、中のファイルを操作することができます。tarファイルは gzipで圧縮されていても構いません。

  • ファイルをドラッグして、デスクトップへコピーしたり、移動したりすることができます。

デスクトップ

デスクトップの左側にアイコンが並んでいます。これらのアイコンはファイルマネージャのアイコンと同様に操作することができます。良く使うアプリケーションをファイルマネージャからドラッグして、デスクトップへコピー/移動させることができます。

不要になったファイルのアイコンをドラッグして、「ごみ箱」のアイコンに重ねてドロップする(アイコンを離す)と、そのファイルをごみ箱に入れることができます。このときにはまだファイルは削除されません。本当に削除して良ければ、マウスの右ボタンを押し「ゴミ箱を空に」を選択すると、そのファイルは削除されます。「ごみ箱」アイコンをクリックすると、ゴミ箱に入っているファイルの一覧が表示されますので、誤って捨ててしまったファイルを再び戻すことができます。

ウィンドウの操作

タイトルバーにはウィンドウ操作に関するアイコンが置かれています。

  • 「−」アイコン : アプリケーションを終了させたり、アイコン化したり、ウィンドウを移動させたりするメニューが表示されます。

  • 「・」アイコン : アイコン化し、タスクバーに格納します。タスクバーをクリックすると、元に戻ります。

  • 「□」アイコン : ウィンドウを最大化したり、元に戻したりします。

  • 「×」アイコン : アプリケーションを終了させます。

  • タイトルバー : ダブルクリックすると、ウィンドウをシェード化します。

  • フレーム : フレームをドラッグして移動させると、ウィンドウのサイズを変更することができます。