Chapter 3. RPM

3.1. rpmパッケージのインストール (rpm -i)

RPMパッケージpackage-1-2vl3.i386.rpmをインストールするには、オプション -i(Install;インストール)を使います。

# rpm -ivh package-1-2vl3.i386.rpm

オプション-v (verbose)と-h (hash)を用いると インストール中にハッシュマーク(#)が出て、インストールの進む様子がわか ります。

Example 3-1. 依存関係(dependency)の解決

RPMパッケージをインストールしようとしたときに、

libdepend.so.1 is needed by package-1-2vl3
sometool is needed by package-1-2vl3
			
もしくは、
libdepend.so.1 が package-1-2vl3 に必要です
sometool が package-1-2vl3 に必要です
			
などというエラーが出ることがあります。 これは「RPMパッケージ package-1-2vl3の中に、libdepend.so.1というライブラリやsometoolという RPMパッケージを必要とするファイルがあるにもかかわらず、libdepend.so.1 やsometoolがシステムにインストールされていない」ことによるエラーです。 このときには、 ライブラリlibdepend.so.1を含むパッケージや、パッケージsometoolを探 してきてインストールして下さい。

もし、このような依存性を無視してインストールしたいときには、オプション --nodepsを用いてインストールします。

# rpm -i --nodeps package-1-2vl3.i386.rpm
とします。ただし、この場合にはインストールしたパッケージが正常に動作しない可能性があります。

Example 3-2. 競合(conflict)の解決

package-1-2vl3.i386.rpmのインストール時に、

/usr/bin/cmd conflicts with file from another-3-4vl5
もしくは、
/usr/bin/cmd は another-3-4vl5 のファイルと競合します
というエラーが出た場合には、package-1-2vl3のファイル/usr/bin/cmdが, すで にインストール済みのパッケージ another-3-4vl5のファイル/usr/bin/cmdと競 合するために、インストールできないことを示します。もし、無理矢理インストー ルしたいときには、オプション--forceを用います。
# rpm -ivh --force package-1-2vl3.i386.rpm
しかし、この場合には、元からあったanother-3-4vl5のファイル/usr/bin/cmdは、 package-1-2vl3によって上書きされてしまうので、取扱には要注意です。