3.2. サーバの起動と停止

各種サービスはサーバによって提供されます。これらのサーバを起動したり停止するには、/etc/rc.d/init.d/にあるスクリプトとchkconfigコマンドによって行います。/etc/rc.d/init.d/のスクリプトはserviceコマンドを用いることで、サーバの起動と停止をすぐに行えます。また、chkconfigコマンドはシステムを起動したときに、サービスを起動するかどうかを設定します。

/etc/rc.d/init.d/のスクリプト

大部分のサーバの起動と停止は /etc/rc.d/init.d/ に置かれたスクリプトによって制御することができます。rootになって以下の(server)の所を適切な名前にすると、使い方が表示されます。

        # /sbin/service  (server)
または
	# /etc/rc.d/init.d/(server)

例	# /sbin/service ypbind
	*** Usage: ypbind {start|stop|status|restart|condrestart}
          

ypbindの場合、start(起動)と、stop(停止)、status(状態の表示)、restart(再起動)を行うことができます。

chkconfigコマンド

これらのサーバをシステムが起動したときからすぐに使いたい場合は、「システムの設定と基本操作」の「サービスの設定」を参照して、chkconfigコマンドを用いて設定して下さい。

inetdデーモン

POPサーバなどのいくつかのサーバは inetdデーモンによって要求が来たときに自動的に起動されるものもあります。起動されるサービスは /etc/inetd.confを参照して下さい。

例えば、POPに関するエントリーをみると

pop-3   stream  tcp     nowait  root    /usr/sbin/tcpd  in.qpopper
            
になっています。クライアントからPOPの要求があると、in.qpopperが起動されます。もし、/etc/inetd.confを修正した場合は、inetdデーモンに設定を反映させる必要があります。

# /sbin/service inet reload