Chapter 1. デスクトップ環境 GNOME

GNOMEとは GNU Network Object Model Environmentの略で、「グ・ノーム」と読みます。GNOMEには付属のウィンドウマネージャはありませんが、Vine LinuxのGNOME環境ではウィンドウマネージャにsawfishを採用しています。他のウィンドウマネージャ(Window Makerなど)も設定できます。GNOMEは開発中であり、今後も仕様の変更等があるでしょう。GNOMEに関する情報は「日本 GNOME ユーザー会(http://www.gnome.gr.jp/)」を御覧ください。

図:GNOME スクリーンショット

GNOMEデスクトップ環境を起動すると下の方にパネルが現れます。ここにある「足」の形をしたGNOMEのアイコンをクリックするとシステムメニューが現れます。システムメニューには次のような項目があります。インストールしたパッケージによりメニューの項目は異なります。一部のアプリケーションはまだ日本語に対応していません。

アプリケーション

エディタemacs、GHex、アドレスブック、カレンダ、テキストエディタ、HTML作成 ノートパッド、時間追跡ツールなどのアプリケーションを呼び出すことができます。

ゲーム

ちょっとしたゲームがあります。

グラフィック

PostScript や PDF を見ることができる ggv、画像レタッチ・ペイントツール Gimp、dviファイルを見るための Xdvi、画像加工ソフト エレクトリックアイズが用意されています。

インターネット

FTPクライアント gFTP、Gnome Mailman, ウェッブブラウザ Mozilla、PPPダイアルアップユーティリティ、Synchronize、チャットツール Talk と X-Chat IRCクライアント、リモートホストに入る Telnetを起動することができます。

マルチメディア

CDプレイヤー XMMS、ESDボリュームメータ、Extrace Waveform Display、オーディオミキサーがあります。

システム

パスワードの変更、ステム管理 Linuxconf、コントロールパネル、Time Tool、ディスクマネージメント、RPMパッケージ管理ソフト GnoRPM などシステム管理に必要なツールを呼び出せます。

デスクトップ環境

GnomeコントロールセンターはGNOMEの環境をカスタマイズするためのツールです。

ユーティリティー

日本語ターミナル Kterm、xterm、Gnomeターミナル、簡易電卓、カラーブラウザ、フォント検索、テキストファイルビューア、GNOME探索ツール、システム情報、ユーザ一覧、システムモニタなどの様々なユーティリティーを起動することができます。

Vineツール

マニュアル探索ツール namazu、ppxpツールを起動することができます。

コマンド実行

入力したコマンドを実行します。ターミナルを開かなくてもよいので便利です。

ファイルマネージャ

起動時に現れるファイルマネージャです。

KDEメニュー

GNOMEなのにKDEのメニューも見ることができます。

パネル

画面の下にあるパネルにアプレットを追加したり、メインメニューを追加したり、引出しを追加したり、様々なアプリケーションをパネルに加えることができます。

スクリーンのロック

画面をロックします。ロックされた画面はパスワードを入力しないと元に戻りません。

ログアウト

GNOMEを終了してログアウトします。