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7. アップグレード

この章では, Vine Linux 2.1.5 for SPARC にアップグレードするための手順について説明します.

7.1 アップグレードとは何を意味するのか.

Vine Linux 2.1.5 for SPARCは, Vine Linux 2.1以降のバージョンからアップグレードすることができます.

アップグレードは, 現在インストールされているパッケージよりも, 新しいパッケージをインストールします. 既に存在する設定ファイルは, 最後に ".rpmsave" を付けた形で保存されます. インストーラによるアップグレードの場合, "/tmp/upgrade.log" にログが保存されます. ソフトウェアのバージョンアップにより, 設定ファイルのフォーマットが変更されている可能性がありますので, 注意して下さい.

7.2 システムのアップグレード

インストールオプション のところでアップグレードを選択して下さい.(図 7.1)


図 7.1 アップグレードを選択

7.3 アップグレードのカスタマイズ

次にアップグレードするパッケージをカスタマイズするかどうか選択します.(図 7.2)


図 7.2 アップグレードのカスタマイズ

カスタマイズする場合は, "アップグレードするパッケージをカスタマイズする" の項目をチェックして下さい.

カスタマイズしない場合は自動的にアップグレードが行われます.

7.4 アップグレードパッケージの選択

アップグレードパッケージのカスタマイズをする場合, ここでアップグレードするパッケージを選択します.(図 7.3)


図 7.3 個々のパッケージの選択

左にパッケージグループが表示され, 選んだパッケージグループに属するパッケージが右に表示されます. 赤いチェックマークが付いているのは, 選択されたパッケージです. パッケージをダブルクリックすると, チェックマークが付きます. シングルクリックするとパッケージの情報が下に表示されます.

未解決の依存関係

多くのパッケージには依存関係が存在します. 例えば, gnomeのアプリケーションを実行するには, gtkが必要になるでしょう. インストーラは, パッケージの依存関係を事前にチェックします.

あなたがインストールしようとしているパッケージ郡に依存関係の問題があった場合, 解決するために必要なパッケージが表示されます.(図 7.4)


図 7.4 未解決の依存関係

特に問題が無ければ, "依存を解決するパッケージをインストールする" をチェックして, パッケージをインストールして下さい. あるいは, 戻って要求されたパッケージを外しても良いでしょう. その場合は, また新たに依存関係の問題が発生するかもしれません.

7.5 パッケージのアップグレード

パッケージのインストールが行われます. インストールが終るまで待ちましょう.(図 7.5)


図 7.5 パッケージのインストール

7.6 アップグレードの終了

おめでとうございます! Vine Linux 2.1.5へのアップグレードが終了しました.(図 7.6)


図 7.6 インストールの完了

"終了" を押すとシステムが再起動します.

7.7 アップグレード後の注意点

SPARCでは, インストール時以外Xを設定する手段を用意しておりません. アップグレードした場合, 日本語スケーラブルフォントが表示できるように設定が変更されないため, 手動で設定を変更する必要があります. rootになって "/etc/X11/X" を次のように変更して下さい.

exec /usr/X11R6/bin/Xsun -fp unix/:-1 $@
↓
exec /usr/X11R6/bin/Xsun -fp "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType,unix/:-1" $@

修正後Xサーバーを再起動すると, 日本語スケーラブルフォントが表示できるようになります.

注意:
この変更によって日本語スケーラブルフォントが, Xサーバーによって表示されるようになります. xfsによる日本語スケーラブルフォントの表示には不具合がありますので, 必ずこのように変更して下さい.


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