Vine Linux では TeX を用いる上で必要になる基本的なパッケージteTeX(pTeX3)を揃え,さらに Vine Linux 2.6 CR版では,付属するリコーフォント(明朝体,ゴシック体,ポップ体,丸ゴシック体,太ゴシック体),および,それぞれの斜体文字を用いることができます.
リコーフォントがインストールされていない場合(Vine Linux 2.6 ftp版)でも,日本語(明朝体およびゴシック体)の斜体文字の使用が可能になります.また,いずれの書体でも横書きでは JIS フォントメトリックを採用しており,kanjifonts.sty を使用しない場合に比べ,撥音や句読点の前後のスペーシングがより適切に行われますので,
多書体を用いる用いないに限らず kanjifonts.sty の使用をおすすめします.
サンプルファイルは
/usr/doc/tetex-macros-1.0/kanjifonts-1.0/以下にあります(収録のバージョンにより,上記ディレクトリ名が若干変わる場合もあります).README に解説が書かれていますので御覧下さい.
kanjifonts.sty には以下のオプションがあります.
dvips により作られるpsファイルには,明朝体,ゴシック体が組み込まれません.よって PSプリンタで出力する場合には,明朝体とゴシック体はプリンタ内蔵フォントを用います(xdviでの表示は,Vine Linux 2.6 CR版 ではリコーフォントが用いられます).
全てのフォントについて,リコーフォントを用います.PS プリンタを用いてない場合には,xdvi による表示,印字ともオプションなしの場合と同じです.
リコーフォント等がインストールされてない,またはフォントの設定が異なるマシンで,kanjifonts.sty を用いて作成したTeXファイルを使用する場合に用いると,ポップ体と太ゴシック体,丸ゴシック体はゴシック体におきかえられます(もちろんkanjifonts.styは必要になりますが).
書体 命令 \textbf による書体
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明朝体: \minfamily 明朝体
ゴシック体: \gtfamily ゴシック体
丸ゴシック体: \lxmgtfamily 丸ゴシック体
太ゴシック体: \lxgtbfamily 太ゴシック体
ポップ体: \lxpopfamily ポップ体
斜体にする場合には slshape{} を用います.
リコーフォントを用いる場合には,xdvi でのプレビュー時に,"「","」"や句読点が若干ずれて表示される場合がありますが,出力時には適切な位置に来るように調整を行っています.より正確なプレビューには dvips でPSファイルに変換後,gv を用いて行ってください.