2.4. ウィンドウの操作

アプリケーションのウィンドウはWindow Makerが管理しています。ウィンドウは多用するので基本的な操作を説明します。

ウィンドウ上での操作

ターミナルktermやエディタemacsなどの多くのアプリケーションでは、文字を入力することがあります。通常、文字はキーボードから入力しますが、文字の切り貼り(コピー&ペースト)によっても行うことができます。まず、文字列をコピーするには、該当する文字列の最初の文字の上でマウスの左ボタンを押し、押したまま最後の文字までドラッグし、ボタンを離します。このとき、選択された領域は色が変化します。張り付けたい(ペーストしたい)ウィンドウへマウスを移動し、マウスの中ボタンを押すと、コピーされた文字列がカーソル位置に挿入されます。emacsなどではマウスボタンを押すとカーソル位置が変わりますので、ボタンを押した位置に文字列が挿入されます。 [1]

ウィンドウ上に表示されている文字であっても、ビットマップ(画像)として表示されている文字はコピーできません。また、一部のアプリケーションではこのカット&ペーストを行えない場合もあります。

ウィンドウの移動

アプリケーションを起動すると、ウィンドウが表示されます。ウィンドウを使いやすい位置に移動するには、タイトルバー上でマウスの左ボタン(中ボタン)を押したままマウスを移動します。また、タイトルバー以外でも、ウィンドウ内であれば、[Alt]キーと左ボタン(中ボタン)を押しながら移動すればウィンドウは移動します。

ウィンドウを移動中に、画面の左右までマウスを移動させると、ワークスペースをまたいでウィンドウを移動させることができます。

ウィンドウの移動

  • タイトルバー上で左ボタン

  • ウィンドウ内でAltキー+左ボタン

ウィンドウの大きさの変更

ウィンドウの下側にあるバー上で左ボタンを押したままマウスを移動させると、ウィンドウのサイズを変えること(リサイズ)ができます。バーの左右の一角では、左右方向と斜め方向の大きさを変更できます。残りの中央部分は上下方向の大きさを変更できます。また、[Alt]キーと右ボタンを押したままマウスを移動させても、ウィンドウの大きさを変更することができます。

タイトルバー上で右ボタンを押すとメニューが現れます。ここで、「最大化」を選択すると、画面いっぱいにウィンドウが大きくなります。元の大きさに戻すには、同様に「最大化解除」を選択して下さい。この他にもありますので、以下にまとめて示します。

ウィンドウのリサイズ

  • ウィンドウ下のバー上で、左ボタン → リサイズ

  • [Alt]キー+右ボタン → リサイズ

  • [Alt]+\ もしくは、タイトルバー上で[Ctrl]+左ダブルクリック → 縦方向に最大化

  • タイトルバー上で[Shift]+左ダブルクリック → 横方向に最大化

フォーカスウィンドウの切り替え

キーボードからの入力が有効になっているウィンドウをフォーカスウィンドウと言います。これらを切り替えるには、マウスカーソルを移動したり、マウスでタスクバーをクリックしたりします。また、アプリケーションアイコンをダブルクリックすることによってもフォーカスを移動させることができます。さらに、次のキー入力によって、ウィンドウを上下に移動させることができます。

  • [Alt]+左ボタン : ウィンドウを上へ

  • [Alt]+[↑] : ウィンドウを上へ

  • [Alt]+[↓] : ウィンドウを下へ

この他にキーボードを使ってもフォーカスを移動させることができます。これはキーボードを多用するプロフェッショナルなユーザ向けの仕様だと言えます。切り替えるには、[Alt]+[TAB]を押して下さい。フォーカスウィンドウが順に移っていきます。

アイコン化(最小化)、シェード化

ウィンドウ左上の「□」ボタンをクリックするとアイコン化(最小化)されます。アイコンはアイコンの並びに入ります。また、タイトルバー上で、右ボタンを押すとメニューがでますので、「最小化」を選択するとアイコン化されます。アイコン化されたアプリケーションは、アイコンをダブルクリックすると元に戻ります。アイコン化とウィンドウをアプリケーションアイコンに隠すには次のキーを押します。

  • [Alt]+[M] : アイコン化

  • [Alt]+[H] : アプリケーションアイコンに隠す

タイトルバー上で、左ボタンをダブルクリックすると、ウィンドウ全体がタイトルバーのみに縮みます。これをシェード化といいます。一時的に閉じておきたいウィンドウはシェード化しておくと便利です。

ウィンドウを閉じる(強制終了)

ウィンドウの右上の「×」ボタンをクリックすると、アプリケーションを強制終了させることができます。この操作では変更などが保存されなかったり、アプリケーションが正常に終了できないこともあります。できる限りアプリケーション用の終了ステップを踏むようにして下さい。大抵の場合、「終了(exit)」ボタンが付いています。付いていない場合に限り、「×」ボタンを使って下さい。この「×」ボタンでも終了しない場合は、タイトルバー上で右ボタンを押して、メニューから「強制終了」を選びます。

Notes

[1]

一部コピー&ペーストをサポートしていないアプリケーションもあります。