Chapter 5. Xアプリケーションでの日本語入力

Xアプリケーションで日本語を入力するには日本語入力サーバkinput2を用います。Vine Linuxでは標準でkinput2が起動されますので、Xアプリケーション上でShift-Spaceを押すことによって日本語入力がすぐにできます。 [1]

ターミナル kterm や他の X アプリケーションでは、 Shift-スペースキー で日本語入力/変換機能を使用できます(もちろん日本語に対応しているアプリケーションのみですが)。ただし、エディタ emacs上では Ctrl-またはCtrl-で切替えになります。

5.1. かな漢字変換サーバの変更

ディスプレイマネージャ wdmをお使いの場合には、かな漢字変換サーバはログイン画面のメニューから選び、kinput2 やエディタ emacs/xemacs での漢字変換システムを切替えることができます。Vine Linux 2.6 では、かな漢字変換サーバとして FreeWnn と Canna (かんな)を選択できます。Vine Linux 2.6CR では Wnn7 と Canna です。 [2]

ディスプレイマネージャをお使いではない場合には、コンソールでsetime(Set IME)コマンドを使ってかな漢字変換システムを切替えます。setimeはVine Linux独自のコマンドです。

現在選択されている漢字変換システムは以下を実行すると表示されます。

    $ setime status
    

利用するかな漢字変換サーバをCannaに変更したい場合には次のようにします。 なお、かな漢字変換サーバの変更後にはX Window System を再起動するようにして下さい。

    $ setime canna
    

同様に Wnn7もしくはFreeWnnを使いたいときには以下を実行します。(FreeWnnとWnn7はインストールされているほうが自動選択されます)。

    $ setime wnn
    

単にsetimeと入力すると使い方が表示されます。

Notes

[1]

一部のXアプリケーションは日本語入力に対応していません。

[2]

Wnn7 がインストールされているシステムを「アップグレードインストール」すると、FreeWnn もインストールされてしまいます。root 権限で「/sbin/chkconfig --del FreeWnn」として FreeWnn の起動を無効にして下さい。