| Vine Linuxとは | ||
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Vine Linuxは、使いやすい日本語環境を提供するLinux配布パッケージ(ディストリビューション)です。インストールの直後から快適な日本語環境で作業ができるように、さまざまな配慮を行っております。
本製品「Vine Linux 2.6 Commercial Release」(以下、Vine Linux 2.6CR)は、かな漢字変換システムにWnn7を標準IMとして採用し、商用フォント(リコー和文5書体)や各種拡張機能などを付加した、PC/AT互換機またはPowerPC Macintosh用の商用版パッケージです。
RPMベースの標準的なディストリビューションを基本として、Debian を含む様々なディストリビューションを参考にして独自に開発されています。他のディストリビューションでの基本ライブラリなどとの互換性を踏まえた上で開発されています。
標準のかな漢字変換システムには、軽さ、変換速度などのバランスがよいWnn7(ftp版はFreeWnn)とCanna(かんな)を標準IMとして採用しています。ディスプレイマネージャ wdm を使用している時には、ログイン時に選択することができます。コンソール上で切替えコマンド setime を用いて選択することもできます。
Vine Linux 2.6 CRでは、X用日本語スケーラブルフォントとして、リコーによる和文5書体を採用しています。X 用固定幅フォントとしては、10,12,14,16,20,24 ドットの日本語フォントを用意 し、それらすべてに対してbold 体とitalic体を作成・収録しています。 これらのフォントはteTeX(pTeX3)や Tgif、Gimp、Mozillaなどの日本語対応アプリケーションで活用することができます。
本製品には、これまでのProject Vineのメンバーによる開発で蓄積してきた技術および資産をもとに、多くの日本語アプリケーションソフトウェアがVine Linuxに収録されています。したがってインストール後、ただちに快適な日本語環境下で使用することが可能です。Netscape6のベースになっているウェブブラウザ、Mozilla(もじら)もすぐに利用できます。
標準のウィンドウマネージャには, GNOME環境では Sawfish、GNOME を使わない場合には日本語対応のWindowMakerを用意しました。 WindowMaker では初期状態のDockやメニューには、後述のアプリケーションソフトウェアがすでに設定済みですから、主要なものはマウス操作だけで起動可能です。
標準のウィンドウマネージャには, 日本語対応のWindow Maker を採用しています。初期状態のDockやメニューには、後述のアプリケーションソフトウェアがすでに設定済みですから、主要なものはマウス操作だけで起動可能です。
また、GUIベースのデスクトップ環境として最近人気の高い GNOME も収録しています。GNOME の標準ウィンドウマネージャとしてはsawfishを採用しています。動作が軽快で、非常に柔軟にカスタマイズを行うことができます。ハードディスクに余裕がない場合は、GNOMEはインストールしなくても十分に活用できる構成になっています。
なお、KDEは Vine Linux 2.5 以降では本体には収録されていませんが、オプショナルパッケージ集 VinePlus から、導入することができます。
さまざまな主要コマンド(cp、mv、top、df、ps、ping…他多数)には日本語カタログを用意しました。これにより、各種メッセージなどが環境変数に応じて日本語や英語で表示されます。
本マニュアルのほか、オンラインマニュアルとしてJFプロジェクトによる日本語Linux文書とJMプロジェクト、X Japanese Documentationプロジェクトによる日本語マニュアルを収録しました。
これらの文書およびマニュアルの参照をより簡単にするために、全文検索エンジンとして定評のあるnamazuを収録しており、簡単にキーワード検索を行うことができます。検索には、namazu の Tcl/Tkフロントエンド tknamazu や、Mozilla を用いることができます。
XFree86は、安定してきたXFree86-4.2.1にいくつかのディスプレイドライバを 4.3.0からバックポートして採用しています。さらにProject Vineでは独自情報を収集/追加し、国内で普及している多くのビデオカードで自動検出/設定が行えます。ATI RadeonやNVIDIA GeForce DDR, Intel i810、NeoMagicチップ搭載マシンでも、自動設定ですぐXを使えます。さらに、X-TT (X True Type)の採用により、XからTrueTypeフォントを直ちに利用できます。
カーネルとして、最新の安定版2.4.20と、ひとつ前の安定版2.2.20を収録しています。これにより、kernel-2.4の新機能(ACPI対応、ext3ファイルシステムなど)を利用できます。
USBマネージャ usbmgr および murasaki を収録しました。usbmgr により 一部の USB 機器を、murasaki により USB, ieee1394, PCI, cardbus などの機器を、プラグ & プレイで接続できるようになりました。
USBマウス、Logitec LFD-31U/M, Panasonic Let's note (CF-VFDU03) などのUSBフロッピーディスクドライブ、EPSON PM-770Cなどのプリンタが利用可能です。
よく使うkterm, Mozilla, rxvt, tknamazu, xanim 等でホイールマウスによる画面スクロールに対応しています。
Vine Linuxでは、国内のメジャーなプリンタの多くに対応できるように、独自情報を収集/作成したプリントフィルタを多数追加しており、printtoolなどで簡単に設定を行えます。
WWWサーバ(apache)、メールサーバ(postfix)、FTPサーバ、tenletサーバ、sambaサーバとしてすぐに使えるようパッケージを収録しています。また、セキュリティや使いやすさにも十分配慮し、メールサーバとFTPサーバはそれぞれpostfixとproftpdに変更になりました。さらに、不正アクセスに利用される危険性が高いサービスなどはデフォルトでは立ち上がらないように設定してあります。
Vine Linux は、以下のアーキテクチャで動作します。
CPU:Pentium 100MHz以上 (推奨 PentiumII以上)
メモリ:64Mバイト以上 (推奨 256Mバイト以上)
HDD: 700Mバイト以上(フルインストール時1.7Gバイト以上)
CD-ROM:ATAPI/SCSI
キーボード: PS/2 (101、106およびこれらに互換性があるもの)
マウス:PS/2、シリアル、USBマウス[注]
ビデオカード:ATI Radeon, Radeon7xxx, 8xxx, 9000, GeForce2,3, Millenium G400, i81x, i830, i845, SiSなど(詳細は XFree86 WWWページを参照)
SCSIカード:Adaptec 29x0/39x0, Symbios53c8xxなど
詳しくは「Vine Linux 2.6 ppc版について」の章を参照して下さい
![]() | [注] USBマウスはインストール時には使用できません。 |
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