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1. パッケージ管理

1.1 パッケージ管理ツール

Vine Linuxでは RPM(RedHat Package Manager)形式のパッケージ管理システムを 採用しています.これにより,個々のパッケージのインストールや削除などを容 易に行うことができます.本節では,APTとRPMを用いたrpmパッケージの管理方 法を簡単に説明します.

rpmパッケージの操作方法は大きくわけて,

  1. apt-getコマンドでCUI操作
  2. rpmコマンドでCUI操作
  3. X Window上でGUI (gnorpmなど)を用いる
という方法があります.

本節では上記のそれぞれのapt-getコマンドとrpmコマンド,gnorpmコマンドを用 いたrpmパッケージの操作方法を解説します.man rpm,またはrpm --helpでも, rpmコマンドのいろいろなオプションを知ることができます.

1.2 注意事項

パッケージにはすぐにインストールできるバイナリパッケージと,プログラムの ソースコードで提供されているソースパッケージがあります.ソースパッケージ を入手した場合は,後述する方法でバイナリパッケージに変換する必要がありま す.

パッケージをインストール,アップデート,アンインストールするときは,ルー ト(root)ユーザで行います.しかし,ソースパッケージからバイナリパッケージ に変換する場合には,一般ユーザで行います.これはバイナリパッケージを構築 する際にファイル操作を必要とするため,誤操作などによって,既存のシステム を壊さないようにするためです.

システム管理者rootの権限が必要な操作はプロンプトを #で表しています.また, 一般ユーザで行える操作はプロンプトを $で表しています.プロンプトが $になっ ていることろを rootユーザで実行することはお勧めできません.

1.3 rpmパッケージ

Vine LinuxのWWWページからアップデートされたソフトウェアや VinePlusをダウ ンロードすることができます.ネットワークにつながっている環境で, apt-getコマンドを用いれば自動的にダウンロードとパッケージの更新を行うこ とができます.

これらのソフトウェアはrpmパッケージとなっています.rpm パッケージの名前 付けの規則は,

(パッケージ名)-(バージョン)-(リリース番号).(アーキテクチャ).rpm
となっています.(バージョン)はソフトウェアのバージョンを表し,(リリース 番号)はパッケージ作成に関する管理番号です.Vine Linux固有のパッチが入っ ている場合は,2vl3のように vl(Vine Linuxリリース番号)の形式になっていま す.(アーキテクチャ)には src, noarch, i386, ppc, alpha, sparcなどが入り ます.ソースコードのパッケージには srcが付けられます.また機種(CPU)に依 存しないパッケージには noarchが付けられます.一方,i386などは機種に依存 したパッケージです.通常,インテル系のPCでコンパイルされたバイナリのパッ ケージには i386と付いていますが,i586などとなっている場合もあります. また、Power PC (Power Macintosh)上でコンパイルされたバイナリには ppcが, alphaチップを搭載したコンピュータ上でコンパイルされたバイナリには alphaが,SUNのSPARC上でコンパイルされたバイナリには sparcが付きます.


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