インストールするハードディスクが決まったら,Linux を
インストールするパーティションを確保する必要があります.
最低でも Linux 用に 1GB 程度のパーティションを割り当ててやるのが
よいでしょう (もっと少なくとも工夫すればインストールは可能です).
Mac OS で使っているハードディスクとは別に Linux 専用に
ハードディスクを用意する場合,または Macintosh を Linux 専用マシンに
する場合は,以下の作業は必要ありません.が念のため Mac OS 用の
データのバックアップはとっておくとよいでしょう.
Mac に元々内蔵されているハードディスクに Mac OS も残したまま Linux をインストールする場合,いったんハードディスクをフォーマット してパーティションを設定しなおさないといけませんので, Mac OS 用のパーティション上にある全データをバックアップして おく必要があります.
以下,内蔵ハードディスクが 4GB で,2GB を Mac OS に,
200MB を Mac OS / Linux のデータやりとり用に,
1.8GB を Linux に割り当てる場合を例に説明していきます.
Linux 用のパーティションには最低でも / (root) と swap の2つが必要です.swap には Macintosh が 搭載しているメモリと同容量〜2倍の容量を割り当てるとよいでしょう. ここでは 1.8GB のうち / に 1.7GB,swap に 100MB を割り当てることにします.
なお,NewWorld ROM 機で ybin を使って Linux/MacOS 起動切替えを行いたい場合は, これらに加えて更に ブートストラップパーティション として 5MB 〜 50MB 程の HFS (Apple 標準) パーティションを用意しておいて下さい.
バックアップが済んだら,Macintosh に付属の Mac OS CD, またはパーティションを変更しようとしているハードディスク「以外」の ハードディスクから Mac OS を起動する必要があります. その後,「ドライブ設定」(図 1) というツールを使ってパーティションを割り当てます.
Mac OS 9 に付属のドライブ設定でフォーマットされたディスクは BootX から起動できない場合があります.その場合は Mac OS 8.6 用の ドライブ設定を使ってドライバを「ダウングレード」してやる必要が あります.yaboot から起動する場合は問題ないはずです.
Linux 用に割り当てるパーティションは, 必ず 「Apple 拡張」(HFS+) 以外にしておいてください (後にインストール最中に HFS から Apple_UNIX_SVR2 に変更します). また,Mac OS / Linux データやりとり用パーティションは「Apple 標準」に しておいて下さい. 今の例では,2番目のパーティション (データやりとり用), 3番目のパーティション (Linux swap 用),4番目のパーティション (Linux / 用) がそれにあたります. ここでは「Apple 標準」(HFS) にしています (図 4).
フォーマットが済んだら,Mac OS 用に確保したパーティション (今の例では1つめのパーティション) に Mac OS を再インストールするなり, バックアップしていたデータを戻すなりして下さい. 買ったばかりの Macintosh の場合は,システムリストア用 CD を使って, 今用意したばかりの Mac OS 用パーティションにリストアするのが簡単でしょう.