PowerMac G4 (AGP Graphics),iMac DV,PowerBook G3 (Pismo), iBook などの最新機種では, 起動時に Option キーを押しておけば, 接続されている全デバイスをスキャンして 起動可能なボリュームをアイコン表示してくれる機能が 備わっています.
この機能を使えば,
bootinfo.txt
による切替えより簡単な方法で MacOS と Linux の切替えを
行うことができます.
この Option ブートを有効にする為には,
MacOS のシステムフォルダがあるパーティションとは別の
HFS標準/HFS拡張パーティション上にダミーのシステムフォルダを
用意する必要があります (1パーティション上には 1 システムフォルダ
のみ許されるからです).
このセクションの例
の場合は /dev/hda9 を
MacOS と Linux のデータやり取り用に確保してありますので,
このパーティションにダミーのシステムフォルダを置くとよいでしょう.
CD-ROM 上にある「System Folder」と「Vine215_Default」を
そのパーティション上にコピーします.
そして,このシステムフォルダ内にある yaboot.conf を
「
必要なファイルのコピー
」や「
yaboot.conf の編集
」に即して編集します.
更に,このシステムフォルダ内の magicboot というファイルを
テキストエディタで編集します (このファイルはクリエータ UNIX,
タイプ tbxi ですが,中身はテキストです).
このファイル内の boot cd:,\\yaboot という行を
boot hd:X,\\yaboot (X はこのダミーの
システムフォルダのパーティション番号で置き換えて下さい.
この例では /dev/hda9 なので X を 9 に置き換えます).
変更が終ったら,保存します.
テキストエディタの設定によっては,保存する際に
magicboot のクリエータとタイプを変更してしまうものがあります.
保存後,クリエータ UNIX,タイプ tbxi になっているか確認し,
もしなっていなかったら修正して下さい.
これだけで作業は完了です.「 bootinfo.txt の編集 」や「 Open Firmware の設定 」 の設定はする必要はありません.
Mac 起動時に Option キーを押していれば, MacOS のシステムフォルダのあるパーティションと Linux 用ダミーシステムフォルダのあるパーティションの 2つが表示されますので,Linux 用パーティションのアイコンを マウスでクリックすれば,yaboot が起動します.