extract

(PHP 3>= 3.0.7, PHP 4 )

extract --  配列からシンボルテーブルに変数をインポートする

説明

void extract (array var_array [, int extract_type [, string prefix]])

この関数は、配列から現在のシンボルテーブルに変数をインポートする ために使用されます。この関数は連想配列var_array を引数とし、そのキーを変数名、値を変数の値として処理します。 各キー/値の組に関して、extract_typeおよび prefixパラメータに基づき現在のシンボルテー ブルに変数を一つ作成します。

extract()は存在する変数との衝突を確認します。 衝突時の対処法は、extract_typeで定義されます。 これは以下の値のどれかとなります。

EXTR_OVERWRITE

衝突があった場合、存在する変数が上書きされます。

EXTR_SKIP

衝突があった場合、存在する変数は上書きされません。

EXTR_PREFIX_SAME

衝突があった場合、prefixを前につけた 新しい変数となります。

EXTR_PREFIX_ALL

全ての変数の前にprefixを付けます。

extract_typeが指定されない場合、EXTR_OVERWRITE が仮定されます。

prefixは、extract_typeが EXTR_PREFIX_SAMEまたはEXTR_PREFIX_ALL の場合にのみ必要であること に注意して下さい。

extract()は、各キーが有効な変数名からなるかど うかを確認し、有効な変数名である場合のみインポート処理を行います。

extractの使用例としては、シンボルテーブルに wddx_deserialize()から返された連想配列を インポートすることが考えられます。

例 1. extract()の例


<?php
 
/* $var_array はwddx_deserializeから返された配列と仮定します
 */
$size = "large";
$var_array = array ("color" => "blue",
                    "size"  => "medium",
                    "shape" => "sphere");
extract ($var_array, EXTR_PREFIX_SAME, "wddx");
 
print "$color, $size, $shape, $wddx_size\n";
 
?>
      

上記の例の結果は以下となります。

blue, large, sphere, medium
     

EXTR_PREFIX_SAMEを指定したため、$sizeは上書きされず、$wddx_size が作成されます。 EXTR_SKIPが指定された場合、$wddx_sizeは作成されません。EXTR_OVERWRITE の場合は、$sizeの値は"medium"となります。EXTR_PREFIX_ALLの場合は 新規の変数 $wddx_color, $wddx_size, $wddx_shapeが作成されます。

連想配列を使用する必要があり、数値添字の配列には結果は出力されま せん。

compact()も参照下さい。