4.9. PPPoEクライアントが必要かどうか確認しましょう

4.9.1. PPPoEクライアントが不要となる場合

ADSL や FTTH の場合、プロバイダ等から PPPoE の機能をもったモデムやルータをレンタルしている場合が多いです。 モデムやルータが PPPoE の機能をもっている場合には、 モデムやルータがプロバイダとの間で PPPoEの認証 と IPアドレスの取得 を行い、 Linux側ではモデムやルータを参照することでインターネットへの接続が可能になります。

インターネット -- PPPoE認証 -- モデム・ルータ -- 必要となる設定部分 -- Linux

この場合では Linux側では PPPoE クライアントは必要ありません。モデムやルータが DHCPサーバ と同じ機能を果たすことになります。 LANの設定 を参照し、スーパーユーザ(root)で netconfig を起動し「Use dynamic IP configuration (BOOTP/DHCP)」をチェックしてください。

注意

このようなモデムやルータの場合、 ブラウザを使ってモデムやルータにアクセスすることで PPPoE の設定ができる場合が多いです。 設定方法はモデムやルータに付属する説明書、またプロバイダの説明書などをお読み下さい。

一時的に、固定 IPアドレスを割り振ることでブラウザなどを通してモデムやルータにアクセスできるようになる場合があります。 netconfig で IP address に 192.168.0.1 のように数字を入れ、あとは TAB キーを押すことで Netmask: などの数字をうめてみてください。 モデムのアドレスが 192.168.0.1 のように指定されていたら最後の数字だけを変えて 192.168.0.2 のようにしてみるといいでしょう。

モデムやルータの設定が済んだら、netconfig で、固定 IP ではなく DHCP を利用するように設定しなおしてください。

4.9.2. PPPoEクライアントが必要となる場合

モデムやルータが PPPoE の機能をもっていない場合、 また、モデムやルータの機能を利用しない場合、PPPoE クライアントが必要になります。

この場合は、モデムやルータはただの回線の一部みたいなものとして考えることもできます。

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