第11章 各種サービスの起動

目次

11.1. サービスの起動と停止
11.2. chkconfigコマンドによる自動起動の設定
11.3. ランレベル (Run Level)とは
11.4. 利用できる主なデーモン

Vine Linuxはさまざまなサービスが利用できるようになっています。ここでは、これらのサービスを起動するための方法を簡単に示します。ただし、それぞれの設定はどのように利用するのかによって異なりますので、ここでは述べません。マニュアルや/usr/doc/、/usr/share/doc 以下にある各パッケージのドキュメントを参照して下さい。サービスに関する一般的なことは、/usr/share/doc/JF/Networking-Overview-HOWTO.txt.gz を参照してください。

11.1. サービスの起動と停止

各種サービスはデーモンと呼ばれるプログラムによって提供されます。これらのデーモンを起動したり停止するには、/etc/rc.d/init.d/にあるスクリプトとchkconfigコマンドによって行います。/etc/rc.d/init.d/のスクリプトはserviceコマンドを用いることで、デーモンの起動と停止をすぐに行えます。また、chkconfigコマンドはシステムを起動したときに、デーモンを起動するかどうかを設定します。

/etc/rc.d/init.d/のスクリプト

大部分のサーバの起動と停止は /etc/rc.d/init.d/ に置かれたスクリプトによって制御することができます。rootになって以下の(server)の所を適切な名前にすると、使い方が表示されます。

        # /sbin/service  (server)
または
	# /etc/rc.d/init.d/(server)

例	# /sbin/service ypbind
	*** Usage: ypbind {start|stop|status|restart|condrestart}
          

ypbindの場合、start(起動)と、stop(停止)、status(状態の表示)、restart(再起動)を行うことができます。

chkconfigコマンド

これらのサービスをシステムが起動したときからすぐに使いたい場合は、項11.2. 「chkconfigコマンドによる自動起動の設定」を参照して、chkconfigコマンドを用いて設定して下さい。

inetdデーモン

POPなどのいくつかのデーモンは inetdデーモンによって要求が来たときに自動的に起動されるものもあります。起動されるデーモンについては /etc/inetd.confを参照して下さい。

例えば、POPに関するエントリーをみると

pop-3   stream  tcp     nowait  root    /usr/sbin/tcpd  in.qpopper
            

になっています。クライアントからPOPの要求があると、in.qpopperが起動されます。もし、/etc/inetd.confを修正した場合は、inetdデーモンに設定を反映させる必要があります。

# /sbin/service inet reload