次のページ 前のページ 目次へ

6. MS-DOSファイル操作 (mtools)

mtools は MS-DOS のファイルを UNIX で使うためのツール群です.MS-DOS フォーマットされたフロッピーディスクにファイルを書き込んだり,読み込んだりすることができます.

mtoolsのコマンド名は,基本的に MS-DOS のコマンドに m を付けたコマンド名になっています.フロッピーディスクドライブは a: で表されます.この設定は /etc/mtools.confに書かれています.ZIPドライブも設定次第で同様に使うことができます.

詳細はオンラインマニュアル man mtools を御覧下さい.USB FDDを使用する場合は,「再設定を行うには?」の節を参照してください.

$ mdir a:                 フロッピーのファイルの一覧
$ mcopy file.txt a:       ファイル file.txt をフロッピーにコピー
$ mcopy a:file.txt .      フロッピー上の file.txtを読み込む
$ mdel a:file.txt         フロッピー上の file.txtを消去
$ mmd a:dir               フロッピー上にディレクトリ dirを作成
$ mcd a:dir               ディレクトリ dirに移る
$ mdeltree a:dir          ディレクトリ dirを消去

フロッピーディスクをフォーマット(初期化)するには,物理フォーマットおよび論理フォーマットを行う必要があります.物理フォーマットはfdformatコマンドを使います.

$ fdformat /dev/fd0H1440
Double-sided, 80 tracks, 18 sec/track. Total capacity 1440 kB.
Formatting ... done
Verifying ... done

fdformatコマンドはmtoolsではないので,「a:」のようにドライブレターを使うことはできません.論理フォーマットは次のいずれかの方法でできます.

$ mformat a:
  または
$ /sbin/mkfs.msdos /dev/fd0


次のページ 前のページ 目次へ