本節では,よく使われるアプリケーションを紹介します.インストールされていない場合は,必要に応じてインストールしてください.また,紹介するアプリケーションのほとんどはターミナル kterm上でコマンド名を入力することによって起動することができます.各アプリケーションの使い方はオンライン・マニュアル等を参照してください[注].
以下に示したアプリケーションのうち,VinePlusとあるのは,Vine Linux の追加アプリケーション集Vine Plus注1に収録されているものです. インストールの方法は,第○章「RPMによるパッケージ管理」を御覧ください.
[注] オンラインマニュアルは man コマンドで見ることができます.
[注1] Vine Plus には,ここで紹介されているアプリケーションの他にも,多くのパッケージが集められています.FTP サイト(/usr/doc/HTML/getvine.html参照)から入手してください.
ktermはターミナル(端末)アプリケーションです.ターミナルの主な役割は文字を表示することです.日本語に対応していないターミナルでは日本語を表示することができません.ktermは日本語に対応したターミナルです.もし,文字化けしてしまった場合は,kterm上で Ctrl+中ボタンを押し,メニューから「完全リセットを行う」を選択してください.
通常,ターミナル上ではシェルが起動されます.シェルがプロンプトを表示し,プロンプトの横のコマンドラインにコマンドを入力することによって,OSへ命令を与えることができます.入力したキーの解釈はシェルの役割です.UNIXではコマンド入力を多用するので,ターミナルとシェルの組が重要な役割を果たします.
エディタ xemacsはグラフィックスに対応したemacsです.アイコンが付いているので,クリックするだけでメールやニュースなどのアプリケーションを起動することができます.メーラーmewやウェッブブラウザ W3などでは,画像をウィンドウ内に表示させることができます.また,さまざまなフォントで表示することができます.
[注1]:Vine Linux 2.5 CR(商用版)では,リコーフォント(明朝体,ゴシック体,ポップ体,丸ゴシック体,太ゴシック体)を利用できます.
[注2]:GNOMEKDEはそれぞれ,GNOME, KDE のアプリケーションです.
[注]PostScript(ポストスクリプト)形式やdvi形式などのファイルを表示するアプリケーションが用意されています.これらはプリントアウトする前に,内容を確認するために使われます.
( 図)
tgifでは,Shift+Spaceを入力することによって,kinput2による日本語入力を行えます(「Xアプリケーションでの日本語入力」の節参照).Vine Linux 2.5 CR(製品版)では付属のリコーフォントを活用できるように設定してありますので,ポップ体や丸ゴシック体,太ゴシック体を用いることができます.また,各書体の斜体も使用可能です(日本語のボールド体の表示もtgif 上では行うことはできますが,ボールド体の出力はできません).残念ながらFTP版(本書付属のCD-ROM)ではこれらのフォントを使用することはできません.
また,印刷に日本語PSプリンタを使ってる場合には,日本語はghostscript経由で出力するようにしてください(明朝体とゴシック体以外を標準装備している日本語PSプリンタは少数です).設定方法についてはプリンタ設定のページを御覧ください.また,この解説は,
/usr/doc/tgif-4.1.41/README.jp にもあります.