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3. FAQ (良く尋ねられる質問集 Q & A)

Vine Linuxについて良く尋ねられる質問とその解決方法を示します.

3.1 インストールに関する質問

  1. Q. Linux で自動認識されるメモリの最大値は 64MB だったと思うのですが,それより大きなメモリを搭載しても自動認識されます.

    A. カーネルバージョン 2.0.36 から自動認識されるメモリの最大値が 64MB ではなくなりました.以前は LILO にパラメータとして mem=128M のような文字列を渡す必要がありましたが,現在はその必要はありません.512MB までのメモリは自動認識されることが確認されています.ただし,機種によっては 64MB までしか認識しない場合もあるようです.その場合は、/etc/lilo.conf の append 文に append="mem=128M" の様に記述し,/sbin/lilo を実行して設定を反映させてください.

  2. Q. ISA Plug & Play の NIC (Network Interface Card) が認識できないのですが.

    A. ISA Plug & Play の NIC を自動認識(Autoprobe)することはできません.この NIC を認識させるには,割り当てられた IRQ 及び IO ポートアドレスを直接指定する必要があります.その際には,NIC に割り当てられた IRQ に対しては BIOS の Plug & Play 機能をキャンセルする必要があるかも知れません.また,IO ポートアドレスを入力する際にはアドレスを16進数(数値の前に「0x」が付く形式)で入力することを忘れないでください.

  3. Q. サウンドカードの設定の仕方が分からないのですが.

    A. sndconfig コマンドを使ってサウンドカードの設定をします. その際にPCI Sound Card の場合は自動認識される可能性があります.しかし,サポー トされていない PCI Sound Card や ISA Sound Card の場合は.自分の使用し ている Sound Card 名をリストから選択する必要があります.また,ISA Sound Card の場合は,デバイスが使用する IRQ (割り込み要求番号),I/O ポー トアドレス,DMA チャネルなどを明示的に指定する必要があります.デバイス が使用するこれらのリソースについての情報は,デバイスに付属してくるユー ティリティソフトウェア (それらの多くは MS-DOS や MS-Windows 上で動作し ます)などであらかじめ確認をとる必要があります.

  4. Q. 8.4GB以上の容量の HDD を認識させ,インストールすることはできますか.

    A. カーネル 2.2.Xからは大容量のHDDに対応しています. ただし、1024 シリンダ以内にカーネルのブートイメージが無い場合には、 lilo に lba32 オプションを指定する必要があります。

    起動時に問題があったときには、boot:が表示された時に linux lba32と入力して起動してください。 また、/etc/lilo.confappend="lba32"という項目を追加 してください。

  5. Q. Red Hatなど Vine Linux 2.1以外のパッケージをインストールできますか?

    A. Vine Linux 2.1用に用意されたパッケージ以外(Red Hatのパッケージなど)をインストールする場合は必ずソースパッケージから再構築して下さい.必要とされるライブラリが異なるため,そのままでは使えない場合があります.再構築した場合でも,設定等の違いによりインストールや実行ができない場合もあります.

  6. Q. VAIO (PCG-505SX)にインストールしたいのですが,うまくインストー ルできません.

    A. ブート時にパラメータを与えたらインストールできるようになります. CD-ROMドライブ(PCGA-CD51)でブートし,以下のように入力してください.

    boot: linux ide2=0x180,0x386
    

3.2 アップグレードに関する質問

  1. Q. アップデートしたら,今まで使えていたサービスが使えなくなりました.

    A. アップデートしたことにより,設定ファイルが置き換わったことが原因で す.設定ファイル名に*.rpmsaveが付いているファイルを探してくだ さい.アプリケーションによってはバージョンアップに伴って設定ファイルの 書き方が変わっている場合がありますので,単にコピーするのではなく,再度 必要な設定を作成してください.

  2. Q. アップデートしたら,プリンタの認識をしなくなりました.printtoolを実行すると以下のようになります.
      自動検出により以下のデバイスがみつかりました。
       /dev/lp0:検出されませんでした。
       /dev/lp1:検出されませんでした。
       /dev/lp2:検出されませんでした。
    

    A. アップグレードのときは,以前の設定を残すため /etc/conf.modulesがきちんと作成されないことがあります.以下の行を追加すればプリンタは使用できます.

        alias parport_lowlevel parport_pc
    

  3. Q. Vine Linux 1.xからバージョンアップしたらWindow Maker が使えなくなりました.

    A. Window Makerのバージョンが異なるため,~/GNUstep以下 を作り直す必要があります.一旦,~/GNUstepを別の名前にす るか消去し,ログインし直して下さい.新しい~/GNUstepが作 られます.

  4. Q. アップグレードしたら、Window Makerの効果音が鳴らなくなりました.

    A. 設定ファイルの起き場所が変わったため,バージョンアップすると不具合が 生じます. ~/GNUstep/Library/WindowMaker/autostartの以下の部分を書き直して ください.

    ×     . /usr/share/WindowMaker/functions
    ○     . /usr/share/vine/functions
    

3.3 システム管理に関する質問

  1. Q. 起動時には、自動的に Windows が起動するようにしたいのですが?

    A. /etc/lilo.confの内容に以下のように default 行の設定を行っ てください。

    boot=/dev/hda
    map=/boot/map
    install=/boot/boot.b
    prompt
    timeout=50
    append="apm=on"
    default=dos                       Windows を優先的に起動する場合
    
    image=/boot/vmlinuz-2.2.17-0vl8
            label=linux
            initrd=/boot/initrd-2.2.17-0vl8.img
            read-only
            root=/dev/hda3
    other=/dev/hda1
            label=dos
    
    Linux を優先的に起動する場合には以下のようにします(標準の設定)。
    default=linux
    
    lilo.confの設定後は以下を必ず実行してください。
    # /sbin/lilo
    Added linux
    Added dos *             優先的に起動される項目に * がつきます。
    

  2. Q. MBR 領域にインストールした LILO を削除するにはどうすればよい ですか?

    A. Windows 9x 等でマシンを起動させ,

    C:\> FDISK /mbr
    
    と実行すれば,LILO を削除することができます.

  3. Q. Vine LinuxとWindowsのデュアルブートにしていますが,Windowsを再 インストールするとLILOで起動できなくなりませんか?

    A. Windowsは他のOSのことを考えていないので,再インストールするとMBRが書き 換えられLinuxが起動できなくなります.再インストールする前にVine Linuxの ブートディスクを作成して,フロッピーディスクから起動できるようにします.起動 後に再度LILOを設定します.

    1. ブートディスクを作成します.(次の項目参照)
    2. ブートディスクで起動できることを確認します.
    3. Windowsを再インストールします.
    4. ブートディスクでVine Linuxを起動し,LILOを設定します.
      # /sbin/lilo
      

  4. Q. インストール時に作ったブートディスクを消してしまいまし た.(または,ブートディスクを作らなかったのですが)新しくつくり直 すにはどうすれば良いでしょうか.

    A. /sbin/mkbootdisk というコマンドでブートディスクを作 ります.予めフォーマットしておいたフロッピーディスクを 1枚用意し,rootユー ザで /sbin/mkbootdiskコマンドを実行します. 詳しくは man mkbootdisk して下さい.例えば,カーネルバージョン 2.2.17-0vl8のブー トディスクは以下で作成します.

    # uname -r       (バージョンを調べる)
    2.2.17-0vl8
    # /sbin/mkbootdisk 2.2.17-0vl8
    

  5. Q. rootでログインしたときに使えたコマンドが,su で root になったときに使えなくなりました.

    A. su - を用いてください.これは,パス(PATH)/sbin/usr/sbin が自動的に付加されないからです.suのmanに詳細が書かれています.

  6. Q. telnetを使って,rootユーザでログインできません.

    A. セキュリティを考慮して,telnetではrootユーザはログインできません. 一旦,一般ユーザでログインし,suでrootになってください.

  7. Q. マシンの起動時に自動的にデーモンなどを走らせるにはスタートアップスクリプトを書けば良いのだと思いますが、書き方が良く分かりません.

    A. Vine Linux (および RedHat Linux) では System V 系の方式を採用していま す.各スタートアップスクリプトは /etc/rc.d/init.d/ 以下に置いて あります.新しくスタートアップスクリプトを書く場合は,既存のスクリプトを 参考にすると良いでしょう.しかし,/etc/rc.d/init.d/ 以下にスク リプトを置いただけでは起動時に実行されません.それらのスクリプトを実行し たい run level に合わせて,/etc/rc.d/rc?.d/以下にシンボリックリ ンクを張る必要があります.この作業はchkconfigコマンドによって行 うことができます.man chkconfigを参照して下さい.また,「Red Hat Linuxのシステム起動スクリプトを解剖する ( http://www.3ware.co.jp/linux/redhatrc.html)」が非常に参考になりま す.

  8. Q. konを使用しているとき,shutdownするとうまくいきません.

    A. 原則として konを終了してから,shutdownしてください.konは exitで 終了できます.もし,konを終了せずにshutdownして,フリーズしてしまったと きには,Alt+Fn2などのキーを押して,仮想コンソールに切替えてshutdownして ください.

  9. Q. shadow password を導入する方法が分かりません.

    A. rootユーザ権限で pwconv コマンドを実行してください.詳しくは 2章の「ユーザ登録」やjman pwconvを参照して下さい.

  10. Q. シャットダウン時に自動的に電源OFFにならないのですが.

    A. Vine Linuxの設定では電源がオフになるようになっていますが,ハードウエアが対応していない場合には電源が切れない場合もあります.また,カーネルの再構築を行った場合には,APM 機能が有効になっているかを確認して下さい.

  11. Q. 一般ユーザでも Windows 領域 (vfat) に書き込みができるようにしたいのですが.

    A. Windows 領域 (vfat) をマウントする際に適切なオプションを与えることによって可能になります.例えば dos という名のグループ (グループ ID: 1000) に Windows 領域 (ファイルシステムタイプ: vfat, パーティション: /dev/hda1) への書き込み許可を与えたいならば,/etc/fstabに次のように記述します.

    /dev/hda1  /win  vfat  defaults,umask=007,gid=1000,euc,zenkaku  0  0
    
    の様に記述します.これによって,グループ「dos(gid=1000)」に所属するユーザは,Windows 領域(パーティション: /dev/hda1) に書き込むことが可能となります./etc/fstabファイルの書式の詳細に関しては,jman fstabを参照して下さい.

  12. Q. Vine Linux 2.1上にあるファイルシステムが Vine Linux 1.xから使えません.

    A. Vine Linux 1.x(カーネル 2.0.x)からVine Linux 2.1(カーネル 2.2.x)上のファイルシステムに読み書きはできません(その逆はできます).これはファイルシステムの仕様が変更になったからです.もし,可能にしたいならばファイルシステムを再構築する必要があります.詳細はオンラインマニュアル man 8 mke2fs-Oのセクションをお読み下さい.-O none を指定してファイルシステムを再構築します.

  13. Q. Vine Linux 1.x と Vine Linux 2.1 をデュアル・ブートにしている環境 で、swap 領域を共有したいのですが,Vine Linux 1.x からswap領域の使用がで きません.

    A. ルート権限で以下を実行してください。

    $ swapoff <swapシステムのあるデバイス名>
    $ mkswap -c -v0 <swapシステムのあるデバイス名>
    $ swapon <swapシステムのあるデバイス名>
    

  14. Q. シャットダウンせずに電源を切り,再起動したらディスクチェックで 以下のようなエラーがでました.どうすればよいでしょうか?
    /dev/hda3: UNEXPECTED INCONSISTENCY;
    run fsck MANUALY.
    (i,e., without -a or -p options)
    

    A. 停電やその他のアクシデントでファイルシステムが壊れることがありま す.その場合は,上記のようなエラーメッセージがでますので,以下のように fsckコマンドを実行してください.実行例ではパーティションは /dev/hda3だと します.出てきたメッセージに従って,適切に修正してください.

    # fsck /dev/hda3 
    
    実行時に,いくつか質問されますが,Enterのみで構いません.オプション -yを付けると,全ての質問にyesと答えられ、修復が自動的に すすみます(man e2fsck). また,実行後にそのパーティションのディレクトリ lost+foundを参照してくだ さい.問題解決できなかったファイルが置かれます.内容をみて適切な位置に戻 してください.ファイルがない場合は一応修復されています.

  15. Q. Windowsのようにデフラグをしたいのですが,Linuxではどのようにし ますか?

    A. Linuxで採用しているファイルシステムではデフラグは不要です.

  16. Q. 起動時にエラーが発生し,ログインできなくなりました.

    A. まず,シングルユーザモードで起動してみましょう.boot:の ところで,以下のように入力します.

    boot:  linux 1
    

    これでも,起動できないときは,次のように入力してみてください.シェルshだ けが起動されるはずです.

    boot:  linux init=/bin/sh  rw
    
    起動できたら,不具合が生じている箇所を修正しましょう.

  17. Q. LILOが壊れて起動できなくなりました.

    A. ブートディスクを用いれば,フロッピーディスクから起動することがで きます.もし,ブートディスクを作っていなければ,他のPCで作成したブートディ スクや,インストール用のCD-ROMを用いて起動することもできます. この場合は,ハードディスクのパーティション情報が異なるため,ルー ト/になっているパーティションをboot:のときに次のように指定する必要があり ます.この例では,/パーティションが/dev/hda5であると仮定します

    boot: linux root=/dev/hda5
    

    インストール用のCD-ROMをrescueモードで起動し、 ハードディスクの各パーティションをマウントして、修復作業を行うこともで きます。

    boot: rescue
    

3.4 X Window Systemに関する質問

  1. Q. 使っているビデオカードでX がうまく動きません.

    A. できるだけ最新のXFree86を採用していますが,新しいビデオカードの場合,正常に動かない場合があります.Vine Linuxのftpサイトに新しいXFree86Xconfiguratorが出ていないか確認して下さい.また,最新情報はMLで報告されますので,過去のMLの記事を検索してみて下さい.

  2. Q. システムを起動したらlogin:と一瞬出てから画面が点滅します.何が起こったのでしょうか?

    A. X Window Systemの設定が正しくありません.この状態でランレベル5で起動すると,wdmの起動に失敗し画面が点滅します.解決するには,まず,[Ctrl]+[Atl]+[Del]でシステムを停止して下さい.再起動し,LILOのブート画面で以下のように入力して下さい.

    boot: linux 3
    
    このようにするとランレベル 3でシステムが起動され,wdmは使用されません.コンソールからログインして,XconfiguratorでX Window Systemの設定を行って下さい.もしこれからずっとランレベル 3で起動するには/etc/inittabの以下の行の5を3に変更して下さい.
    id:5:initdefault:
       ↓
    id:3:initdefault:
    

  3. Q. xdmや wdmなどによるグラフィカルログインを行いたいのですがどうすれば良いか分かりません.

    A. run level が 5のときにグラフィカルログインになります./etc/inittabの以下の行の3を5に変更して下さい.

    id:3:initdefault:
       ↓
    id:5:initdefault:
    
    その後,ランレベルを5にするために,telinitを実行します.
    # /sbin/telinit 5
    
    ランレベルについては2.2.7節の「サービスの設定」を御覧下さい.

  4. Q. ログイン時に現れるディスプレイマネージャを変更したいのですが.

    A. ディスプレイマネージャは /etc/sysconfig/dmtypeで指定することができます.このファイルは標 準では存在しません.この場合,Vine Linux標準のwdmが使われます.xdmやkdmな どに変更する場合は/etc/sysconfig/dmtypeに単にxdmなどと 書き込んでください.どのようなディスプレイマネージャに対応しているかは, /etc/X11/prefdmを参考にしてください.

  5. Q. X Window System上で日本語の表示ができません.

    A. いろいろな原因が考えられます.以下を順に確認してください。

    A.1. インストール時の選択パッケージにより,日本語フォントがインストールされ ない場合があります.日本語フォントがインストールされているかどうかは 以下を実行して確認してください.

    $ LANGUAGE=C rpm -q XFree86-jpfonts
    XFree86-jpfonts-2.1-9
    
    上記のようにインストールされているパッケージが表示されず、
    package XFree86-jpfonts is not installed
    
    と表示される場合には、XFree86-jpfonts-2.1-9.noarch.rpm を追加インストー ルしてください(CD-ROM の ディレクトリ Vine/RPMS 以下にあります)

    インストールするには、該当パッケージのあるディレクトリに移動後、以下を 実行します。

    $ rpm -ivh XFree86-jpfonts-2.1-9.noarch.rpm
    

    A.2. 単にウィンドウマネージャやデスクトッ プ環境のフォント設定が悪い場合もあります.Window Makerのフォントが化けた 場合は,まず以下を試してください.

    $ wsetfont japanese
    
    どうしてもうまくいかない場合は,~ /GNUstepを削除または名前 を変えて,Window Makerを際起動すれば,初期画面に戻すことができます.

    A.3: XF86SetupでXウィンドウの設定を行った場合には, /etc/X11/XF86ConfigFontPathが正しく設定されない場合 があります.以下のようになっていることを確認してください.特別な理由がな い限り,XF86SetupではなくXconfiguratorを使った方がトラ ブルは少ないでしょう.

        FontPath   "unix/:-1"
        FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType"
    

  6. Q. suでrootユーザになってから X アプリケーションを実行したいのですが,「Can't open display」と怒られてしまいます.

    A1. suを入力する前に、xhost +localhostとしてローカルホストからの描画要求を許可するように設定します.suの後,DISPLAY 環境変数をlocalhost:0.0に設定します.もしくは,X アプリケーションに -display localhost:0.0 という引数を付けて起動しても良いでしょう.詳しくは jman xhost を参照して下さい.

    A2. suした後に,ユーザ userの ~/.Xauthority/root/.Xauthorityにコピーします.

    $ su 
    # cp /home/user/.Xauthority /root/.Xauthority
    

3.5 アプリケーションに関する質問

  1. Q. Window Maker のウィンドウ属性でタイトルバーを表示しない設定にしましたが,元に戻す方法が分かりません.

    A. マウスカーソルを目的の Windows の上に持っていき Ctrl + Escを押すと,ウィンドウオプションのメニューが表示されます.

  2. Q. X 上でスクリーンショットを撮りたいのですが.

    A. X 上でのスクリーンショットの撮りかたには,

    等様々な方法があります.詳しくはそれぞれのコマンドのマニュアルを参照してください.

  3. Q. xdviとnetscapeの表示サイズが気に入らないのですが,変更できますか?

    A. xdviとnetscapeは縦が画面の縦いっぱいに収まるように自動調整されます.また,メニューの大きさも画面サイズによって自動調節されます.これは環境変数 XFONTSIZEを参照して決めています.XFONTSIZE=smallのとき小さめの表示になり,XFONTSIZE=largeのとき大きめの表示になります.どちらかを ~/.bashrc等に加えておけばよいでしょう.

  4. Q. xemacs/emacs のフォントや背景色の変更はどうすればできますか?

    A. Vine Linux 2.1 では color-mate を用いてフォント・背景色等を設定してい ます。emacs では Shift-<左マウス> でフォントの大きさの変更ができ ますが(変更後は一度ファイルを読み直してください)。細かいフォントや 色設定は color-mate のテーマファイルを修正すれば、いろいろと変更できま す。(color-mateが気に入らない人は、~/.emacs.elで、 .emacs-color.elを読み込んでいる部分を消去してください)

    Vine Linux 2.1 でのデフォルトの色設定ファイルは ~/.emacs-color.el です。このファイル中、以下のような行で テーマ設定をしています。(例ではテーマはSunnyDay)

    (setq color-mate:theme-file "SunnyDay")
    ;(setq color-mate:theme-file "SunnyDay-LCD")
    ;(setq color-mate:theme-file "GreenTea")
    ;(setq color-mate:theme-file "Maron")
    
    ";"で始まる行はコメント文です。コメントの位置を変えれば、 他のテーマも簡単に試せます。 テーマの内容を修正するには、
    /usr/share/emacs/site-lisp/color-mate/SunnyDay.el
    
    などを、適当な名前(MySunnyDay.el等)に変更してパス設定のしてあるディレクトリにおき(指定 方法は~/.emacs-color.el参照)、内容を修正します。 そして上記テーマ設定を修正(MySunnyDay等)すればできあがりです。 色指定に関しては一部~/.Xdefaultsを修正する必要がある場合 もあります。

  5. Q. fetchmailでメールを取り込んだら,Subjectが化けてしまいました.

    A. これはfetchmailでmailを取り込んだ時に,Subjectをデコードしてしま うためです.~ /.fetchmailrcに以下を加えるとデコードしませ ん.

    no mimedecode
    

  6. Q. Samba が動作しません。

    /etc/hosts が以下のような書式になっているか見直してください。

    127.0.0.1       localhost.localdomain localhost
    192.168.0.1     hoge.fuga.org         hoge
    
    ここで、2行目はあなたのマシンのIPアドレスとホスト名です。

3.6 その他の質問

  1. Q. カレントディレクトリにある実行ファイルやスクリプトを実行しようとすると、「Command not found」と言われます.

    A. カレントディレクトリ「.」は,セキュリティ上の問題からコマンドサーチパスには含められていません.実行ファイル名やスクリプトファイル名の手前に「./」を付けて実行してください.

    $ ./a.out
    

  2. Q. ZIPドライブを使いたいのですが、どうすればいいでしょうか?

    A. ZIPドライブが /dev/hdb (IDEのプライマリスレーブに接続)の場合は以 下のように /etc/mtools.confに加えると,フロッピーディスクと同様 にmtoolsで扱えます.ドライブ名は z:になります.ZIPドライブは第4パーティションと して認識されます.

    # # ZIP disk for Linux:
    drive z: file="/dev/hdb" exclusive partition=4
    
    接続先(SCSI接続など)に応じてデバイス名を変更してください.いまのところ USB接続のZipドライブは使えません.

  3. Q. CD-ROMが取り出せません.

    A. マウント(mount)している場合は,まず umount /mnt/cdromを 実行して,マウントを解除してください.取り出すには,CD-ROMドライブの取り 出しボタンか, ejectコマンドでできます.

    wmcdplayなどCDプレイヤを使っている場合では,アプリケーションがドライブを 管理しています.アプリケーションの取り出しボタンを押すか,アプリケーショ ン自身を終了してください. どのアプリケーションがCD-ROMを使用しているか分からないときには、以下を 実行してみてください。

    $ /sbin/fuser -v /dev/cdrom
                         USER        PID ACCESS COMMAND
    /dev/cdrom           vine       2132 f....  wmcdplay          wmcdplay が /dev/cdrom にアクセスしている!
    


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