Vine Linux 1.x から 2.0 へのアップグレードの注意

●アップグレード前の作業

  • アップグレード前には、念のために重要な各種設定ファイル、その他重要なファ イルのバックアップを必ずとっておいてください。 具体的にはディレクトリ /etc および、各ユーザのホームディレクトリ(通常 /home以下)はバックアップをしておいてください。 /etc 以下のバックアップは、これまでの設定がアップグレードにより消えて しまった場合に役にたちます。

●アップグレード後の作業

システムの設定

  • アップグレード時に更新された設定ファイルのうち、古いものは *.rpmsave という名前になって残っています。これをもとに設定ファイルは修 正してください。アップグレード後には /tmp/以下にupgrade時のログも 残りますので、どの設定ファイルが変更になったか知るのには、これも参 考になります。
  • X Window System の設定は アップグレードの際には変更されません。 通常これで問題ありませんが、更新しておくと、古い設定ファイルでは X font server を使わない設定になってるため、新しいフォントを追加イン ストールする際などに設定が楽な場合があります。できれば Xconfigurator を用いてXの設定を更新してください。
        $ cd /etc/X11
        $ cp XF86Config XF86Config.org
        $ kon
        $ Xconfigurator
        
  • 一般ユーザでログインが正常にできない場合には、ルートでログインして、 以下を確認してください。
    • ユーザ登録はされているか?
    • ユーザID, グループIDを変更していないか? たとえば、 ls -l /home の出力例
      drwxr-xr-x  62 vine     users        7168 Apr 19 03:15 vine/
      	  
      の vine, users と表示されている部分が、数字や設定したはずの 名前と違う名前になっていれば、ユーザID、グループIDが変更され てしまっています。アップグレード時に /home は古いまま残して おき、アップグレード後に各ユーザの再登録を行うとこのようなこ とが起きる場合がありまう。

個人ユーザの設定

個人ユーザ用の設定ファイルが Vine Linux 1.x から 2.0 で大幅に修正され ています。
  • /etc/skel/ 以下に、デフォルトの個人ユーザ用設定ファイルがありま す。これを参考にこれまで使っていた設定ファイルを修正してください。
  • gnome 関連の古い設定ファイル (~/.gftp, ~/.mc, ~/.gnome*)は一度消 去してください。
  • 一度新規ユーザを作成して、各アプリケーションの動作を確認すること をおすすめいたします。アプリケーションの動作に不具合がある場合 にも、原因をしぼりやすくなります。

Last modified: Wed Apr 19 03:29:26 JST 2000