Linux は,DOS のように即座に電源を切ってはいけません.シャットダウンという操作が必要だからです.この操作は,shutdown コマンドでおこないます.shutdown は root ユーザのみ行えます.実行はコンソールから,
# shutdown -h now
とします.また,再起動を行なう時には,
# shutdown -r now
とします.
Vine Linuxでは自動電源off機能を有効にするため,カーネルオプションに apm=on が設定されています.また,標準で apmdデーモンが動作するようになっているため,shutdown -h を行うと Windows のように電源が切れます.APM BIOS を持たないマシンの場合は,System halted のメッセージを確認してから電源を切ってください.
SMPのマシンを使用している場合は,/etc/lilo.confに以下を追加する必要があります.
append="apm=smp-power-off"
自動的に電源が切れるためには以下の条件が揃っている必要があります.これらのほとんどは標準的に設定されています.
- BIOSがAPMに対応している
- カーネルがAPMに対応している (設定済)
- apmdデーモンが起動されている (設定済)
/etc/rc.d/init.d/haltで,command="halt -p"となっている(設定済)
ディスプレイマネージャwdmを利用している場合は,画面のボタンで「停止(halt)」を選び,ユーザのログイン名とパスワードを入力すればシャットダウンすることができます.「再起動(reboot)」を選択すると再起動します.もし,一般ユーザからのシャットダウンを許可したくない場合は,/etc/X11/wdm/wdm-config を修正することで設定できます.
DisplayManager*wdmVerify: false # 一般ユーザの認証を行う
DisplayManager*wdmRoot: true # rootユーザの認証を行う