Vine Linux

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Vine Linux は、使いやすい日本語環境を提供する Linux 配付パッケージ (ディストリビューション)です。 インストールの直後から、快適な日本語環境で作業をで きるように、様々な配慮を行っております。
  • 日本語インストーラ

     日本語版のインストーラによって、特に初心者のイン ストール時の不安を減らしています。もちろん英語ガイ ダンスによるインストールも可能です。

  • RedHat Linux 5.x ベース

     海外で最も広く利用されていると言われている Red Hat Linux 5.x (Vine-1.0 では RedHat Linux 5.2)がベー スになっています。海外の商用アプリケーションは RedHat Linux を前提に開発されていることが多く、 その多くをそのまま利用することができます。また、 RedHat Linux の大きな利点のひとつある完全なパッケージ 管理を踏襲しています。

  • glibc2と日本語localeの実装

     国際化プログラミングを考慮した glibc2 と、glibc2 を日本語ロケール対応にする wcsmbs を採用しています。 従来の標準的な日本語環境である libc5 + X_LOCALEで 発生していた Netscape Communicator などでの日本語 表示・入力・編集の不都合の多くが解消されます。また、 国際化に考慮して開発されている Oracle8 などの商用 アプリケーションでそのまま日本語を利用することがで きます。

  • 日本語アプリケーションソフトウェアの収録

     Vine Linux の開発メンバーは, Add-on 型の日本語アプリケーションパッケージ として実績のある PJE のメンバーでもあります. これまでの開発で蓄積した技術および資産をもとに、 多くの日本語アプリケーションソフトウェア を Vine Linux には収録してあります。インストール後、ただちに快適な 日本語環境下で使用することが可能です。後述の Vine Tools、 日本語版 Netscape Communicatorも即使用可能です。

    PJEで開発された日本語アプリケーションは, add-onパッケージとして利用され るのみならず, RHLjをはじめとするディストリビューションにも採用されています.

    標準のウィンドウマネージャには, 日本語対応の Window Maker を用意しましました。初期状態 Dock や メニューには、後述のアプリケーション ソフトウェアが既に設定済ですから、主要なものはマウス操作だけで起動可能で す。

    Window Maker の日本語カタログは Project Vine メンバーが WindowMaker-ML メンバー等との協力により取りまとめ、本家 Window Maker にも採用されました。 また、Project Vine で作成した wmakerconf の日本語カタログも、本家に採用 されています。

    標準のかな漢字変換システムには、軽さ、変換速度等のバランスが良い Canna を、標準 IM として採用しています。

  • 日本語カタログの整備

     glibc2 の特徴を生かし、さまざまな主要コマンド(cp, mv, top, df, ps, ping,...他多数) には日本語カタログを用意しました。これにより、各種メッセージ等が 環境変数に応じて日本語や英語で表示されるようになります。  また、日本語表示を好まない方のために、日本語カタ ログの含まれていない rpm パッケージも準備されてい ます。

  • 日本語文書・日本語マニュアルの整備

     JF プロジェクトによる日本語 Linux 文書と、JMAN プロジェクト、X Japanese Documentation プロジェクト による日本語マニュアルを収録しました。
     これらの文書およびマニュアルの参照をより簡単にす るために、全文検索エンジンとして定評のある namazu を収録しており、簡単にキーワード検索を行うことができます。

  • XFree86-3.3.3.1

     PC UNIX 用 X Window System である XFree86 の最新バージョン、 3.3.3.1 を採用。さらに、Project Vine では独自情報を収集・追加し、 国内で普及している多くのビデオカードで自動検出・設定が行えます。 VAIO などの NeoMagic チップ搭載マシンでも、自動設定ですぐ X を 使えます。 さらに、xtt(X True Type) の採用により、X から TrueType フォントを直ち に利用できます。

  • 日本語フォントの整備

     X 用日本語スケーラブルフォントとして、X-TT プロジェクトによる渡邊・和 田研 TrueTypeフォントを収録しています。  X 用固定幅フォントとしては、10,12,14,16,20,24 ドットの日本語フォントを 収録し、それらすべてに対してbold 体 italic体を用意していますので、 netscape 等でも表現力はさらに広がります。

  • 国内のプリンター対応

     Vine では、国内のメジャーなプリンタの多くに対応できるように、 独自情報を収集・作成したプリントフィルターを多数追加しており、 printtool 等で簡単に設 定を行えます。

  • Vine Tools

     独自開発のアプリケーションソフトウェア(Vine Tools)が用意され、特に UNIX に詳しくない初心者に必 要十分な機能が提供されます。Vine 1.0 では、 NeXTライクのユーザインターフェイスを持つ メーラ (vmail)、 PostIt ライクのメモ帳的な利用にも便利な 簡易エディタ(vedit) を収録しています。

  • サーバ環境

     WWWサーバ、メールサーバ、ftpサーバ、tenlet サーバとしてすぐに使える ようパッケージを収録しています。また、セキュリティーにも十分配慮し、 セキュリティホールになる可能性のあるデーモン等はデフォルトでは立ち上 がらないように設定しております。

  • コンパクトな配布パッケージ

     基本的なソフトウェアについては、バイナリ+ソースが 1 枚の CD-ROM に 収まるように考慮されています。だからといってクライアント環境といったも のではなく、OS として十分に吟味された内容になっています。もちろん mule、 gimp、Netscape 等の著名なソフトウェアも含まれています。

  • 動作プラットホーム

     Vine Linux は、以下のアーキテクチャで動作します。

    • PC/AT 互換機(いわゆる DOS/V マシン) 推奨使用環境
      CPU i486DX66 以上
      メモリ 32MB 以上
      HDD EIDE/SCSI 600MB + スワップ領域
      (フルインストール時)
      CD-ROM ATAPI/SCSI
      Video S3 ViRGEシリーズ、Riva128/TNT、MGA 等
      (詳細は http://www.xfree86.org/ 参照)
      SCSI Adaptec 29x0/39x0、Symbios53c8xx 等
    • Sparc Station(開発中)
    • Alpha PC(開発中)

その他の情報


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Last modified: Sun May 9 05:30:53 JST 1999