コマンドラインで startx コマンドを使います。不具合があったときのために X の起動時のログを「X.log」ファイルに残しておくとよいでしょう。X が起動しない場合、X でマウスが使えないなどの場合はこのファイルがトラブルシューティングの助けになります。
$ startx >& X.log
最初に X を起動した時に、ユーザ用のホームディレクトリに GNUstep というディレクトリが作成されます。このディレクトリには、Vine 標準のウィンドウマネージャである Window Maker 用の個人設定ファイルが入っています。Window Maker をアップグレードした直後には、このディレクトリを消すなり名前を変えるなりして、メニューおよび設定を新たに作りなおすのが安全です。
Window Maker の基本的な使いかたは Window Maker Usage for Vine を参照してください。
Vine には、一般的なユーザに必要であろうと思われる各アプリケーションが含まれています。
簡単なファイルの編集には、vedit を使うとよいでしょう。vedit は Window Maker の Dock から起動することができます。他に、nvi、Mule などが標準で入っています。
基本的には vmail と vfetchmail を使えばよいでしょう( Vine Tools Usage)。vmail は Window Maker の Dock から起動することができます。もちろん、Mule 上で mew などを使ってもかまいません。
Netscape Communicator を使います。ニュースリーダーや、メール送受信に使用してもよいでしょう。Nescape Communicator は Window Maker の Dock から起動できます。
環境変数 XFONTSIZE を small や large にすると、システムフォントの大きさを変更することができます。ノートユーザの人は X Window System を起動する前に以下を実行しておくとよいでしょう。$ echo 'export XFONTSIZE=small' >> ~/.bashrc
なお、Netscape にはテキストフィールド(一行入力/編集/表示領域)への文字の表示に不具合があります。Netscape 固有のバグのため、Project Vine では対応できません。ISDN ルータなどの設定をできない場合があります。さらにこのバグのため、検索ページなどの結果の表示の際に Netscape が頻繁に固まることがあるようです。使用に耐えないほど頻繁にこの現象が起こる場合は、misc/wcsmbs 以下にある wcsmbs-locale の古いバージョンを使えば症状が軽減されるようです。
ただし、このバージョンの wcsmbs-locale でのテストはほとんど行っていませんので、システムに不具合が出る可能性があります。$ su - Password: # rpm -e wcsmbs-locale # rpm -i /mnt/cdrom/misc/wcsmbs/wcsmbs-locale-0.4.6-1.i386.rpm
また、コンソール版のブラウザ lynx も使えます。kterm 上では -use_mouse オプションを利用することで、マウスクリックにも対応します。ただしその際には文字列のカット&ペーストができなくなります。
使いやすいと評判の PPxP です。使いかたは「 PPxP QuickStart for Vine」を参照してください。
機能的には PhotoShop にもひけをとらない画像レタッチ・ペイントツール Gimp や、ちょっと癖のある操作体系ながら慣れるとなかなか使えるドローツール Tgif を使うとよいでしょう。どちらも標準でインストールされます。また、論文作成などには pLaTex を使います。
Gimp のメニューを日本語にしたい場合は、次のようにします。
$ mkdir ~/.gtk
$ cd ~/.gtk
$ tar xvzf /usr/doc/gtk-1.0.6_jp/gtkconv-1.0.6/japanese-menu.tgz
$ echo export GDK_CONV=\'\' >> ~/.bashrc
簡単なテキストファイルでプレゼンテーション資料を作成できる MagicPoint が幸せです。標準では入っていませんので、rpm コマンドでインストールしてください。ドキュメントは /usr/doc/magicpoint-*/ にあります。
Red Hat Linux のパッケージ管理ツール、rpm を使います。使いかたは「 Using RPM」を参照してください。