■Vine Linux 0.9β 主要収録ソフトウェア

●基本コンポーネント

linux-2.0.36

 現時点での最新安定版カーネルである、2.0.36 を採用。

glibc-2.0.7 + wcsmbs-0.4.x

 日本語ロカールを実装するため、wcsmbs-0.4.x を採用。 ロカールを使用するソフトウェアの操作性が格段に向上します。。

日本語カタログ対応コマンド

 以下のものを、日本語カタログ対応化。これにより、わかりやすい ユーザインターフェイスを実現します。
    fileutils-3.16
    net-tools-1.46
    netkit-base-0.10
    procps-1.2.9
    procps-X11
    sh-utils-1.16
    sharutils-4.2
    textutils-1.22

Canna3.5b2

 軽さ、変換速度等のバランスが良い Canna を、標準 IM として採用。

XFree86-3.3.3 + xtt

 PC UNIX 用 X Window System である XFree86 の最新バージョン、 3.3.3 を採用。これにより Riva TNT 等が使用可能になります。また、 xtt(X True Type) も採用していますから、X から TrueType フォント の利用も可能です。
 Vine Linux では、フォントパスの設定も済んでいますから、これら のフォントをインストール後即利用可能です。

日本語TrueTypeフォント

 フリー版の日本語TrueTypeフォントを収録してあります。明朝と ゴシックの 2 書体が用意されます。さらに、日本語ビットマップ フォントについても bold 体を用意していますので、表現力はさらに 広がります。

WindowMaker

 ウィンドウマネージャには、メニューや wmakerconf まで日本語化( 日本語カタログを使用)した WindowMaker を採用してます。初期状態 Dock やメニューには、後述の アプリケーションソフトウェアが既に設定済ですから、主要なものは マウス操作だけで起動可能です。

●アプリケーションソフトウェア

vmail

 NeXTライクのユーザインターフェイスを持つメーラです。従来の mew 等を敬遠して来た人も、これなら簡単に使用できるでしょう。

vedit

 簡易エディタです。思い切って機能を削り、その分わかりやすさを 追求しました。また、PostIt ライクのメモ帳的な利用にも便利です。

日本語版 Netscape Communicator

 Netscape 社より承諾を得て、Project Vine が日本語化したものです。 Motif 自体のバグにより完全ではないものの、libc5 版に比べて飛躍的に 日本語入力まわりが向上し、安定した日本語入力・日本語表示が可能です。 従来であれば 2byte 文字を意識して カーソルが動かなかったり、テキストエリアで文字が消えたりした不具合が、 この日本語版では解決しています。

mule

 Canna 対応でビルドされた mule2.3@19.34 です。mew や irchat 等、 mule 上のアプリケーションも収録しています。

ASCII 日本語 pTeX

 縦書き対応の ASCII 日本語 pTeX を収録しています。latex209/LaTex2e 等が含まれています。また、プレビュー用の 300dpi PK フォント、dvi ファイル のプレビュアとして xdvi、PS ファイルの変換として dvips 等も収録されます。 印字には、cmps(コンピュータモダンポストスクリプト)フォントにより、 各 dpi の PK フォントを持つことなく美しい印字が可能になり、 ディスクスペースを節約できます。

GhostScript 5.1

 PostScript 互換インタープリタの GhostScript には、GPL になったばかり の 5.1 を採用。これにより、PostScript の処理はもちろんのこと、PDF ファイル も扱うことが可能になります。当然 ftp 版にも収録されます。
 また、gs のフロントエンドである gv も収録されています。

gimp

 フォトレタッチが可能な高機能イメージ操作ソフトです。日本語入力も可能です。

ドキュメント検索システム

 namazu によるドキュメント検索が可能です。日本語マニュアルページ(jman)、 日本語ドキュメント(JF) から、全文検索が出来ます。

その他

 日本語対応ユーティリティ多数収録