Linux を個人で使用している人は Linux の管理者でもあります。ここではシステム設定のしかたに軽く触れておきます。
特に、どんな形態であれインターネットに接続する場合、自分の環境を守るだけでなく外のネットワークへ迷惑をかけないためにも、セキュリティーには十分に気をつけておく必要があります。Vine Linux では、できる限りセキュリティーと使用の際の便宜の兼ね合いを取っていますが、インストーラの関係上 shadow パスワードについては設定されていません。システムのパスワードシステムを shadow パスワードにするには、root ユーザで次のようにします。詳しくは man 5 shadow、man pwconvなどを参照してください。
# /usr/bin/pwconv
コントロールキーと CAPS ロックの機能を入れ替えたい人は、/etc/sysconfig/keyboard のKEYTABLE に cl2c-d を加えましょう。
KEYTABLE="jp106 cl2c-d"
~~~~~~~追加
通常は Xconfigurator を利用して /etc/X11/XF86Config を生成しますが、これでうまく動かない場合は手で編集するか、XF86Setup を利用してください。Xconfigurator で設定した XF86Config ファイルを利用して XF86Setup を使うとうまくいかない場合がありますので、注意してください。
また、インストール時にサーバを自動認識しなかった場合、自分のビデオカードに対応するサーバパッケージもあらかじめインストールしておいてください。パッケージ名は XFree86-サーバ名-3.3.3.1_jp-1.i386.rpm になっています。
プリンタ等から印刷するためには「lpr」コマンドを利用するのですが、その前にプリンタの設定を行わなければなりません。root ユーザで printtool を起動します。後述のコントロールパネルからも起動できます。
# printtool
サウンドカードの設定には sndconfig を使います。
# /usr/sbin/sndconfig
多くのサウンドカードは自動認識されますが、場合によっては自動認識しなかったりフリーズしてしまったりすることがあります(特にPCIではないマシンの場合)。自動認識をさせずに手動で設定する場合、以下のようにします。
# /usr/sbin/sndconfig --noprobe
その他、各種サービスの設定、ネットワークの設定など、様々な設定を行うツールがあります。通常は root ユーザで実行します。残念ながら、これらのツールの日本語化は作業中です。
いずれのツールも、ユーザの「メインメニュー」の「ユーティリティ」→「管理ツール」から呼び出すことができます。kterm が起動したら root 用パスワードを入力してください。
ディストリビューションに関係なく様々な設定を行うことのできるツールです。できる限りシステムの再起動が必要としないような処理をしてくれたり、CUI、GUI、Web ブラウザ によるインターフェースが準備されていたり、多言語に対応できうる構成になっていたり、高機能なツールです。
インストール時に行った設定その他(kbdconfig:キーボード設定、mouseconfig:マウス設定、ntsysv:各種サービスの利用・利用停止、sndconfig:音源設定、timeconfig:タイムゾーン設定、Xconfigurator:X の設定)を呼び出すメニューです。
Red Hat Linux に昔から付属しているコントロールパネルです。Printer Configuration (printtool コマンド)、Kernel Daemon Configuration(kernelcfg コマンド) 以外は、できるだけ linuxconf を使うほうがお勧めですが、よくわからなければこちらでもいいでしょう。